最悪のケースが一瞬頭をよぎってしまった!?
欅坂46が7月16日、無観客での生配信ライブを行い、その中でグループ名を改名することを発表した。同ライブの終盤、キャプテンの菅井友香が「ここで、私たちから皆さまにお伝えしたいことがあります」と切り出し、「私たち欅坂46は、この5年間の歴史に幕を閉じます。そして欅坂46とは前向きなお別れをします」と、欅坂との決別を宣言。続けて、「10月に予定している欅坂としてのラストライブにて、活動に区切りをつけさせていただきます。そして新しいグループ名となり、生まれ変わります」と、10月のラストライブを最後にグループ名を改称することを説明した。
やはり、全シングルでセンターを務め、”欅坂の顔”とも言える平手友梨奈が今年1月にグループを脱退した影響が大きく、グループの名前だけが独り歩きしてしまっている状態になってしまっていたこともあって、一大決断を下したようだ。
「平手を含め昨年から6人のメンバーがグループを去っていることなどもあって、思い切っての改名はいい判断かと思います。欅坂の妹分である日向坂46も19年2月までは”けやき坂46”名義で活動しており、改名により、欅坂の2軍というイメージをみごとに一変させることに成功していますからね。欅坂として残した功績は大事にしつつも、吹っ切れて新しいものを作っていてほしいところですよ」(アイドル誌ライター)
メンバーたちも改名を前向きにとらえており、ファンからもこの決断を支持する声が多数派となっている。
また、ファンの反応を見ると、「『幕を閉じます』って言われた時は解散かと思って死にそうになった」「メンバーみんな泣いてるし、ガチで解散がよぎった」「解散じゃなくて改名で安心した」など、改名ではなく、解散が頭をよぎってしまったというファンも多かったようだ。
「菅井のスピーチでは、要点となる改名という事実が伝えられたのは最後の最後ですから、話始めだけで判断してしまえば解散と勘違いしてしまうファンが多いのも当然でしょう。とても心臓に悪い改名発表でしたね(笑)」(前出・アイドル誌ライター)
欅坂としてのラストライブは第1章にピリオドを打つ重要なライブなだけに、配信ではなく、やはりファンであれば生でその瞬間を見届けたいところ。それだけに開催時期である10月にはコロナ禍が終息していることを願いたいものだ。
(石田安竹)