同じくTBSでは「夜の顔」の座を奪取しようと山本恵里伽アナ(26)がチャンスをうかがっていた。
「『news23』で産休入りした小川彩佳(35)の代役を務めています。その堂々とした進行ぶりに、局の大幹部が『最初から山本がMCでよかったんじゃないか』とベタボメしているんです。視聴率も山本体制になってから上昇していて、局内で山本アナを称賛する声が飛び交っている。小川の復帰後も『ダブルMC』となることは確定的で、来春にも小川が降板して山本単独MCに移行する可能性は大ですよ」(番組関係者)
一方、テレビ東京では「ポスト大江」を巡る激しい争いが勃発中だ。
テレ東関係者が明かす。
「今、注目を集めているのが『ワールドビジネスサテライト』での田中瞳アナ(23)、池谷実悠アナ(23)、森香澄アナ(25)の19年入社組による『同期バトル』の行方。現在、同番組の『トレンドたまご』コーナーでは『トレたまレポーター』として3人が出演しているのですが、三者とも現MCの大江麻理子アナ(41)への憧れを公言。『ポスト大江』のポジションを強く意識していて、ライバル争いが激しくなっているんです」
こうしたバトルで「一歩抜け出した感がある」とこのテレ東関係者が指摘するのが、田中アナだ。アイドル的なルックスで絶大な男性人気を誇り、インスタグラムでも15万人に迫るフォロワーを抱えている。
「田中アナは鷲見玲奈の退社後、新エース候補の筆頭と見なされるようになりました。数字が取れるアナとして、上層部や大株主である日経新聞役員からの評価も上々で、今、誰よりも『ポスト大江』に近い存在です」(テレ東関係者)
さらなる活躍が期待される彼女だが、早くも嫉妬渦巻く風評被害が生じているという。テレ東関係者が声を潜めて漏らす。
「このところ社内で田中アナについて『マクラ入社疑惑』『役員の愛人疑惑』などまったく真偽不明のスキャンダラスな噂が飛び交っているんです。おそらく鷲見と同じパターンの嫌がらせでしょうね」
鷲見といえば、昨年末に先輩男性アナとの不倫報道をきっかけに同局を退社。その後、局内で根も葉もない噂をばらまかれていたと告発している。
〈鷲見さんがいなくなれば自分ができる番組が増えるって言ってたのも、プロデューサーにアピールしてたのも、知ってるんだからねっ〉と、特定の女子アナを匂わせてツイートするなど、同局の女子アナたちの間で、足の引っ張り合いが横行していることを赤裸々に暴露したのだ。
「最も勢いのある田中アナにとって、イメージダウンを狙った噂も想定内でしょう。出どころは不明ですが、社風なのか、同僚女子アナだけでなく、社内で嫉妬を抱く人間は少なからずいるようです」(テレ東関係者)
これもエースとして上り詰めるための試練なのか。