7月20日、お笑いトリオのダチョウ倶楽部が、「伊集院光とらじおと」(TBSラジオ)にゲスト出演。新型コロナ感染により亡くなった志村けんさんについて語る一場面があった。
トーク中、志村さんについて話が及ぶと、リーダーの肥後克広は「肺炎になったりいろんなことやってるんですけど、コロッとすぐ(治療を終えて)出てきちゃんですよ。ちょっと心配になってお付の人に『どうなった師匠』って言ったら、『ああ、今麻布で飲んでますよ』とか。だからコロナになってもまたすぐ出てきて“オレ、コロナになっちゃってよ”って酒飲んでる画(え)しか思い浮かばなかったから…ビックリですよ」と、いまだに実感がない胸中を告白。
また寺門ジモンも、「“悲しい”を超えた感じだった」とし、毎年今頃は志村さんの舞台の稽古に参加している時期だっただけに、体が勝手に反応してしまうと心境を語り、上島竜兵は「追悼番組なんか観てると、後ろのパネルから出てきそうな気がする」と、やはりまだ信じられていない感覚のようだ。
「上島は『これでタニマチがいなくなってしまって』と笑いを誘っていましたが、2010年代の後半になると志村さんはダチョウ倶楽部よりも千鳥の大悟を重用し始めており、飲み相手ももっぱら大悟のほうが多く、その状況に上島が嫉妬していたなどと報じられたこともありました。もちろん、上島は志村さんの死に相当なショックを受けたようですが、もともと以前とは違った距離感もあっただけに、ますます実感がわいていないという心境が続いているのでは」(芸能ライター)
志村さんが亡くなってからはわずか3カ月半だが、ダチョウ倶楽部も、世間と同じような感覚なのかもしれない。