4月16日にYouTubeチャンネルを開設するも、テレビ出演がそこそこあるわりに動画再生回数が少ないことをネット上でネタにされている、タレントの勝俣州和。
チャンネル開設から2カ月経過した6月時点ではチャンネル登録者数は2000人ほどで、動画再生回数も1000回に満たないものが目立っていた。しかし、それから約1カ月。登録者数が7月31日時点で1万4000人超までに急増し、再生回数も1万回を超える動画を定期的に出すなど、徐々に頭角を現している。
「6月13日にアップしたアンジャッシュ・渡部建の不貞騒動に触れた動画で初めて1万回を超える再生数を稼ぐも、再生回数目当ての便乗ととらえられ、高評価よりも低評価が上回る状態となっていました。ただ、これが何だかんだでチャンネルの認知度をアップさせたようで、同月20日に上げたウッチャンナンチャン関連の裏話を明かした動画では3万4000回の再生回数を獲得。さらに7月11日からは『勝俣だけが知るSMAP』という売り文句でSMAPの裏話ネタを計4回出し、全ての動画が5~9万回再生を記録。同21日にアップしたとんねるず関連のネタは勝俣チャンネル史上最高の15万回再生を叩き出しているんです」(エンタメ誌ライター)
ただ、ネット民からはやはり「SMAPネタで味締めてるな」「流行り者や人気者に便乗することしかできないのか」「とんねるずには興味あるけど、勝俣には興味がない」など、冷ややかな声が上がっている。
「そのとんねるずの動画も、石橋貴明のYouTubeチャンネルがバズり始めた絶好のタイミングでアップしたことで成功を収めており、その辺りの嗅覚はさすがです。しかし、1万回を超える動画のほとんどが大物芸能人に絡めたネタで、グルメ系や雑学を披露した動画の再生回数は数1000回止まりとなっているのが現状。人気バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では『勝俣州和ファン0人説』なるものが取り上げられていましたが、それが顕著に表れてしまう結果になっていますね」(前出エンタメ誌ライター)
長年の芸能生活で築き上げた大物芸能人とのコネクションこそが勝俣の強みなのも十分承知だが、ユーチューバーとしてさらなる高みを目指すならば、芸能人の裏話系のネタ以外にももう一つストロングコンテンツは持っていたいところ。
今後はいかに自分自身に興味を持ってもらえるかが課題となりそうだ。(権田力也)