8月4日放送の「竜の道」(フジテレビ系)第2話で今野浩喜演じる砂川林太郎が話題になっている。
竜一(玉木宏)と竜二(高橋一生)の復讐相手である霧島源平(遠藤憲一)が経営するキリシマ急便の大口顧客である「トッキュービーンズ」の社員だった砂川(今野)は、竜一と竜二が不注意にも路地裏で復讐計画を話していたことから、2人が双子であること、竜一が顔を変えて和田猛を名乗っていることなどを知ってしまう。さらに竜一に心酔し、和田猛の名前で社長を務めているITコンサルタント会社「UDコーポレーション」に転職するのだ。
「ネット上では『今野、そこに愛はあるんか?』の大合唱が起きています。このセリフは大地真央と今野が共演する消費者金融『アイフル』で、大地演じる女将さんが今野演じる板長にかけるひと言です。2018年4月から続くシリーズ化されているCMにかかわらず、常に大地のセリフはほぼ『今野、そこに愛はあるんか?』のひと言だけ。それゆえに今野の顔と名前をこのCMで覚えた人も少なくないはずです」(女性誌記者)
逆に言えば、かつて結成していたお笑いコンビ・キングオブコメディの相方の逮捕(15年)、という苦い過去がある世間の印象はほぼ皆無に等しくなったのだろう。今年1月から放送された「テセウスの船」(TBS系)にも出演するなど今、すっかり味のある役者に成長した今野。ドラマもCMも今後の展開が楽しみだ。