8月7日「文春オンライン」が報じた山下智久と亀梨和也の「未成年者との飲酒」疑惑を巡ってついに処分が発表された。8月17日のジャニーズ事務所の発表によれば、山下は一定期間の芸能活動自粛、亀梨は厳重注意の上、書面による反省をうながしていくという。
事務所側では当該女性たちが未成年者だという認識はなく、飲酒の有無も把握していなかったが、新型コロナウイルス対策が叫ばれる中、「自身の置かれた立場に対する自覚と責任に欠けた行動」だったため、処分にいたったと説明している。とはいえ、ファンからは心配の声があがっている。
「文春オンラインで酒席の件が報じられてから10日経っての処分発表についてジャニーズ事務所は事実確認等のためとしていますが、文春が報じた山下の“女子高生モデルお持ち帰り”については事務所の発表文でいっさい触れていないことへの疑問の声も続いています。ただ、山下と亀梨の処分の差に、ホテルに行ったかどうかが現れているとの見方はあり、いずれにしても山下に厳しい声があるのは確かです」(芸能ライター)
そんな状況の日本に対し、2018年に本格進出した中国では、現地ファンが応援一色だという。山下は同年6月に中国最大のSNS「微博」(ウェイボー)にアカウントを開設し、登録者数は176万人に達している。
「ウェイボーでは8月5日付の最新投稿に、今回の活動自粛を知ったファンからのコメントが続々と書き込まれています。その内容は中国語で《少し休んでください》《あなたが戻ってくるまでの時間は気にしていません》などと復帰を待つ言葉が連なっており、他にも英語で《中国のファンはいつでも待っています》といった具合。日本語ができる現地ファンの中に、《悪いのは》としたうえで、対象こそ指し示さないものの、未成年の女性側であるかのようにほのめかすコメントを断定口調で書き込むケースもあり、全面的に山下を擁護する内容になっているのが特徴となっています」(前出・芸能ライター)
そんな中国のファンからは山下の体調を気遣う声もあがっているようだ。日本ではそうした声は目立たないように思われ、少々意外な感じもするが、前出の芸能ライターはこう続ける。
「中には《不要太痩了》(痩せすぎないでね)とのアドバイスも寄せられています。もとより中国は食を重視する文化で『ご飯食べた?』というフレーズがあいさつ代わりに使われる国ですから、山下がストレスで食べなくなることを本気で心配しているのかもしれませんね」
ウェイボーの最新投稿で山下は〈先日、久しぶりに外に食べに行ったり散歩したりして本当に良かったです!〉と、新型コロナによる外出自粛について触れていた。そんなこともあって、現地のファンもよけいに気になっていたのではないか。
(金田麻有)