コロナ禍によるロケの取りやめを乗り越え、ついに「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」の最新回が9月5日の「土曜スペシャル」(テレビ東京系)で放送される。田中要次と羽田圭介、マドンナの北原里英はマウスシールドを着用してバス旅に挑んだようだ。
第14弾の舞台は北海道。ニセコをスタートし、映画「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台である幾寅駅を必ず通り、知床を目指すルートが選ばれた。これにバス旅ファンから「簡単すぎるのではないか」という声が上がっている。
「田中と羽田の2人は初北海道ですが、太川陽介と蛭子能収のコンビは3回チャレンジしていてすべて成功。特に第20弾の洞爺湖から羅臼町を目指した回は最終日の午前中に到着する史上最速でゴールしています」(テレビ誌ライター)
田中たちの第14弾と太川たちの第20弾はスタート、ゴールともにほぼ同じ。チェックポイントは太川たちが地球岬・襟裳岬・納沙布岬と3つと多く、難易度も上と考えてよさそうだ。つまり田中たちはかなり簡単なルートを与えられたことになる。
「太川なら余裕でゴールしているでしょう。ただ、今回簡単なルートが選ばれたのは、田中と羽田に忖度したというより、新型コロナウイルスを考慮したからではないでしょうか。バス旅は乗客やバスの運転手、観光案内所の人に話を聞いて情報収集するのが普通ですが、今回はそれもままならない可能性が高い。そこで簡単にしたのだと思われます」(前出・テレビ誌ライター)
田中要次と羽田圭介はこの簡単なルートを攻略できるのか。それともバス路線の廃止などで難易度が上がり、失敗に終わるのか。いずれにしても楽しみなバス旅になるはずだ。