クビが噂される田中要次と羽田圭介のコンビが、6月29日放送の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」(テレビ東京系)で、最新の旅に挑んだ。今回はついに第10弾となる。新コンビの旅は放送前から高い注目を集めてきた。
「田中と羽田の新コンビは評判が今一つで、変更や太川陽介と蛭子能収の復帰を求める声が出ています。テレ東はいっこうに人気の上がらない新コンビに見切りをつけたのか、第9弾で『ゴールできなかったらクビ』というルールを設定しました。なんとかゴールし、ギリギリで首がつながっています」(テレビ誌ライター)
今回は「失敗でクビ」のルールはないが、田中によると第10弾で失敗すれば、次はまたクビルールが復活する予定だという。綱渡りが続いているのは変わりない。
「そんな危機的状態ですが、今回から大きな変更がありました。Zになってからナレーションを務めていた太川陽介がいなくなったんです。太川はバス旅を卒業した後も、キートン山田とともにナレーションを受け持ち、豊富な経験と知識からくる気の利いたコメントをして、番組を楽しくみせていました。それがなくなったため、もう一つおもしろさに欠けるという声が出ています」(前出・テレビ誌ライター)
太川は自身の冠番組「太川蛭子の旅バラ」(テレ東系)がスタート。同番組で蛭子とのバス旅が復活している。その関係でZのナレーションをやめたのだろう。
太川が抜け、新コンビだけでやっていくことになったバス旅Z。2人の真価が問われることとなった。前途は「バスがない」よりも危機的状況なのかもしれない。