田中要次と羽田圭介の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」(テレビ東京系)の最新回が9月5日に放送された。今回は北海道のニセコから幾寅駅を経由し、知床五湖を目指す旅。マドンナは元AKB48の北原里英。これが熱心なバス旅ファンの注目を集めた。
「バス旅には先代の太川陽介と蛭子能収の時代から1つのジンクスがあります。それは『マドンナが若い時は歩きが多いルートを設定される』というもの。今回のマドンナは29歳の北原。ジンクスに従えば歩きが多くなるはず。ところが舞台が北海道だったので、どうなるのか注目を集めたんです」(テレビ誌ライター)
北海道は街と街との間が離れているため、歩くとなると、とんでもない距離になる。そのためこれまで歩くことはほとんどなかった。実際、北海道が舞台となった太川と蛭子の第3弾、第20弾はほとんど歩いていない。
そのため「若い時は歩く」というジンクスが続くのか、それとも「北海道は歩かない」という前例に従うことになるのか注目を集めたというわけだ。
結果を言えば、ジンクスが守られることに。網走から斜里を目指した時のこと。次のバスが5時間後であることがわかると、18線というバス停までバスで行き、そこから斜里まで約16キロを歩くことを選択した。このほうがバスを待った場合より1時間は早く斜里に着けるからだ。
「ロケ日は猛暑日で3人はかなりキツそうでした。それでも16キロを歩き、1時間以上早く斜里に到着。よくがんばったと思います。ただ、斜里から知床五湖行きのバスが14時10分発で、歩かずにバスを待っても余裕で間に合ったのはかわいそうでした」(前出・テレビ誌ライター)
今回、バス旅のジンクスの1つが守られた。次回、どうなるのか。次の旅が待ち遠しい。