ついに視聴者をイライラさせることでは蛭子能収を超えた!と非難ゴウゴウと言われているのが、テレビ東京の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」に出演中のタレント田中要次だ。その理由は、1月4日に放送された最新版で噴出した“態度が悪さ”や、あげくに目的地にも到着できなかったことなどが重なったから。一部からは、番組存続も危ないのでは?と言われているのだとか。
「太川陽介と蛭子能収の黄金コンビで人気を博したバス旅もの。その後を引き継いだのが作家の羽田圭介氏と俳優の田中要次でした。そこで見られる田中のグダグダぶりは確かにエキセントリックですね(笑)。朝6時台のバスがあるのに案内所が開くまで待ったり、蛭子と違うのはダメなりにも本気を感じた蛭子に対して、あまりバス旅への真剣度が感じられないところでしょうか。それもあって、ネット上には『やる気がないなら出るな』『出演者がゴミ』『田中要次を見てるだけでイライラする』などのクレームが書き込まれました。ですけど、見る人によっては人も変われば何とやらで、『面白かった』『ボケてるみたいな蛭子さんより見てて安心』という声も。ですから、番組存続が危ぶまれてることはないと思いますよ」(エンタメ誌ライター)
田中が蛭子以上に視聴者をイラつかせる態度とは、常に自分本位の発言をする傾向があることだとか。今回の放送でも、時刻表を確認する羽田を横目に「とりあえずご飯を食べよう」とマイペース。先を急ごうとする羽田やマドンナとして出演した井上和香に向かって「走らなくても」と苦言。そんな“必死さ”がどこにも見えない田中が一斉に罵声を浴びているわけだけれど…。
「でも、冷静な視聴者からは『田中さんまでマジメキャラだったらおもしろいと思う?』『蛭子さんとは違うダメキャラを作ろうとしてると思う』『イライラしたら田中さんの思うツボ』と擁護する声も少なくないんです。視聴率は太川・蛭子時代より3ポイントぐらいは減っていますから、田中さんも視聴者をイライラ楽しませようと頑張っているという見方があってても不思議ではないですね」(前出・エンタメ誌ライター)
黄金コンビを引き継いだプレッシャーの中、田中のキャラづくりに疑問を持つ視聴者は確かに多い。でも「初期よりだいぶよくなった」というポジティブな声だって少なくない今は、3月に予定されている次回放送で本当に“蛭子超え”がなるかを期待したいものだ。
(塚田ちひろ)