芸能

「半沢直樹」有終の美で重圧がかかりまくる妻夫木聡の“汚名返上”

 9月28日に放送されたTBS系日曜劇場「半沢直樹」の最終話視聴率が32.7%と、有終の美を飾った。

「13年に放送された前作の最終話(42.2%)には届きませんでしたが、コロナ禍による放送休止や、撮影が間に合わず途中、生放送での代替番組を余儀なくされた最悪の状況を考えれば、十分に期待に応えた数字でしょう。ツイッターでは『#半沢直樹』が全話で世界トレンド1位となり、最終話直後からSNS上は半沢一色となりました」(テレビ誌記者)

 TBSにとってはホッと一安心といったところだろうが、懸念されるのは次クールの“日曜劇場”枠への反動と、主演への重圧だ。

「10月11日にスタートするのは、東野圭吾氏によるミステリー小説が原作の『危険なビーナス』で、主演は妻夫木聡、ヒロイン役を吉高由里子が務めます。妻夫木が地上波の連ドラで主演を張るのは6年ぶりで、吉高由里子とは初共演。昨今は映画に力を入れていた妻夫木がどのような熱演を見せるか、吉高との“濃い”ラブシーンがあるのかも注目されていますが、いかんせん『半沢』のあとだけにプレッシャーは相当なものでしょうね」(テレビ誌ライター)

 ちなみに13年の「半沢」の後に「日曜劇場」で放送されたのは、「安堂ロイド~A.I. knows LOVE~」。こちらは木村拓哉が主演だったこともあり初回こそ19.2%と好調なスタートを見せたが、直後から下降線をたどりひとケタ台突入目前の低視聴率に喘いだ。

「妻夫木が主演を務めた6年前の『若者たち2014年』(フジテレビ系)は視聴率6%台にまで落ち込み、ほぼ話題になりませんでした。そのためドラマに関しては汚名返上の意味合いも強いのですが、はたして映画培った実力で『半沢』を吹き飛ばすほどのインパクトを残せるか、見ものです」(テレビ誌ライター)

 ぜひ世間の“半沢ロス”を埋める名作にしていただきたいものだ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
3
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き
4
段ボール箱に「Ohtani」…メジャーリーグMVP発表前に「疑惑の写真」流出の「ダメだ、こりゃ!」
5
巨人が手ぐすね引いて待つ阪神FA大山悠輔が「ファン感謝デー」に登場する「強心臓」