芸能

続々出現している「模倣犯」/有名美女「バストトップ透け」被害を告発(終)

 コラムニストの尾谷幸憲氏が「バストトップ透かし」の被害について続ける。

「他に、ジーンズにTシャツ1枚という飾らないスタイルの佐々木希、ジュエリー賞と思われる会見時の黒ドレス有村架純、馬場ふみかなどの胸の凹凸がクッキリ見て取れました」

 反対に、セパレートタイプの水着など「薄着でも透けないケースもあった」として「素材により透けるものと透けないものに分かれるようです」と話す。

 どうやら透けバストトップ動画は、完全無欠ではなかったようだ。

 芸能人を巡る法律違反の動画に詳しいITジャーナリストの井上トシユキ氏によれば、テレビやDVDなどのバストアップ画像や、グラドルの水着の下腹部にコントラストなどを調節してバストトップやスジを浮かび上がらせる手法は「20年ほど前からある技術」だという。また、数年前にインスタが流行し始めた頃にも、芸能人の写真を加工し、肌着が透けた、割れ目がのぞいたなどと大流行したという。

 なんと最先端ではなく先祖返りした手法だという。法律違反になる可能性はないのか。井上氏によれば、

そもそも透けバストトップがYouTubeの成人規制に引っ掛かるかどうかは「微妙なところ」だというが、既存の写真などを素材とし、加工を加えたもので、かつて大流行した赤外線を使っての盗み撮りとは「明らかに違う」とのことだ。「しかも、誰もが簡単にマネできる技術で、模倣犯が現れエスカレートするのが怖い。それでも、これだけの数の動画を上げてコンスタントに視聴されれば、月10万円くらいの小遣い稼ぎになるはず」とも指摘する。井上氏によれば、もちろん肖像権の問題はあるので、芸能事務所としては、かつての“首すげ替えのコラージュ”被害の時のように、「芸能人の写真の無断使用を訴えていくしかないでしょう」とのことである。すでに一部の大手芸能プロダクションは、この動画の存在を把握しており、削除を求める準備を進めているという。

「サブアカウントなどの存在もチラつかせていますから、場合によってはIPアドレスなどの開示を求めて損賠賠償を請求するなどの手段も講じられるか、検討中です」(さる大手芸能プロ関係者)

 すでに「透けるとん」「透ばんじゃん」「透てきな写真館」といった、同様の「透け師」が雨後のタケノコのように出現。無断で芸能人の写真を使う迷惑系YouTuberの社会問題化は山積するばかりだ。もはや自浄作用も期待できず、抜本的な対応が必要なのかもしれない。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
3
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き
4
段ボール箱に「Ohtani」…メジャーリーグMVP発表前に「疑惑の写真」流出の「ダメだ、こりゃ!」
5
巨人が手ぐすね引いて待つ阪神FA大山悠輔が「ファン感謝デー」に登場する「強心臓」