現役時代は「曙キラー」で名を馳せた元関脇の貴闘力がユーチューバーに転身していた。
9月25日に自身のチャンネル「貴闘力部屋~相撲再生計画~」を開設すると、初回の投稿動画で、
「協会の人間が膿を出し切ったって言うけど、正直1割しか出していない。残り9割を出して、戦々恐々としている人もいっぱいいる」
と、閉鎖的な相撲界にメスを入れるため、強い決意をこう語っていた。
3日に1回のペースで動画は投稿され、自身の体験談をもとにした隠し事なしのエピソードや相撲に詳しくない人にもわかりやすい解説で、スタートから10日あまりでチャンネル登録者数は2万人を超え、“初場所”から好発進を切っている。
第3回の動画では「八百長問題」に触れ、再生回数は11万回を突破した。その冒頭から、
「千秋楽が終わりまして、みごとに正代が優勝しました。この1年ずっと見ているけど、3月場所の徳勝龍といい、今回の正代といい、本当に八百長なしで一生懸命頑張っているから、称賛に値すると思いますよ。15日間一番もやっていないんでね。そういう人間がこれからどんどん出てきたらもっと相撲がおもしろくなる」
と、相撲ファンにしてみたらソワソワしてしまうような発言も。
その他の投稿動画でも、「八百長問題」や「野球賭博」など相撲協会が耳を塞ぎたくなるような話題ばかり。
そこでさらなる詳細について、10月20日発売の「アサヒ芸能」10月29日特大号で貴闘力を緊急取材!そこで明かされたのは、暴露話が本来の目的ではないということだ。実は、相撲界を再生させるため、壮大なプランが用意されていたのである──。