かつて現役時代には、巨人の終身名誉監督の長嶋茂雄氏に「くせ者」と言わしめた、現巨人のヘッドコーチを務める元木大介氏。明るいキャラクターから、引退後は長らくタレントとして活躍、球界復帰はないものと思われた。しかし、そんな元木氏を巨人に招聘した原辰徳監督の人を見る目もかなりのもので、現在、巨人がセ・リーグ首位を独走するのも、元木氏の明るいキャラクターゆえ…とも思えてしまう。
そんな元木氏を「巨人の次期監督!」と予想し、その際には「使ってくれよな」と懇願メッセージを送る人がいた。主に西武ラインズで活躍した元プロ野球選手の石毛宏典氏である。石毛氏のYouTubeチャンネル「石毛宏典TV」で、10月15日に投稿された動画でのことだ。
かつて巨人のファンブックで、元木氏は憧れの選手として、同じショートでもある石毛氏を挙げていたそうだ。だからと言うこともないだろうが、石毛氏は「元木大介のバッティングが一番シンプルで、理にかなった打ち方をしていた」と大絶賛。
また、能天気な明るさのみならず、今年のキャンプではヘッドコーチの堂々とした雰囲気も醸し出していたことから、石毛氏は「原監督の後は元木さんがあるのかもしれません。そうなったら使ってくれな!」と笑いを誘った。
現在は元木コーチのファンになったと公言する石毛氏。元木氏の監督姿もそうだが、かつて巨人にとって宿敵だった西武の石毛氏が巨人のユニフォームに袖を通す姿も見てみたいものだ。(ユーチューブライター・所ひで)