妖艶な泥棒スーツの深キョンが秋ドラマに帰ってきた。高視聴率を置き土産にカレシとのゴールインが噂される中、まさかのスタートダッシュに失敗。「一部上場の大型銘柄」の恋の行方は──。
昨年夏に続き、深田恭子(37)が主演を飾るドラマ「ルパンの娘」(フジテレビ系)が放送中だ。
代々泥棒一家の娘・三雲華(深田)と、代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)との禁断の恋を描いたラブコメディ。「シーズン2」では新婚生活の様子が描かれる中、初回の平均視聴率は7.5%、10月22日放送の第2話は6.0%と厳しい船出となった。
「前作も平均視聴率は7.1%と伸び悩みましたが、フジテレビが運営する動画配信サービス『FOD』は視聴数100万回を突破しました。今回も若者世代の視聴が期待され、10代に圧倒的な人気を誇る橋本環奈を新メンバーに起用しました」(フジ関係者)
市場動向を見据え、準備万端だっただけに、視聴率は「下降トレンド」でも焦りはなく、現場のムードはいつもと同様、和気あいあい。ドラマ制作スタッフによれば、
「深田さんがスタッフTシャツを企画したり、兄役の栗原類さんと仲がよくて、『ステイホーム中にアクションシーンの研究をしていた』などと、楽しそうに話していました」
そのアクションシーンと同じく注目されるのは、フェロモン全開の「泥棒スーツ」。全身ベロア生地でピッタリと張りつき、ボディラインが丸わかり。着替えの最中には柔らかそうな胸の谷間を披露している。さらに改良が重ねられているようで、
「特にヒップラインが強調され、アクションシーンでお尻を突き出した時に割れ目まであらわに。ネット上で歓喜の声が上がっていました」(芸能記者)
ボディの仕上がり十分な深キョンは、放送前から気合いが入っていた。
「複数の雑誌のインタビューを受け、テレビのバラエティー番組も『深キョン祭り』と言わんばかりのキャンペーンで、出ずっぱりでした」(前出・芸能記者)
いつになく番宣に積極的な姿勢を見せたのは、こんな理由があったからだ。
「続編になり、思い入れの強い『ルパンの娘』を有終の美として、約2年前から交際している不動産会社『シーラホールディングス』会長の杉本宏之氏とゴールインという絵図を描いていると言われています。そのため、番宣に相当力を入れていたのですが、序盤の視聴率は思ったより伸びなかった。深キョンはほんわかした印象ですが、意外と負けず嫌いで、このままでは置き土産にならず、結婚が先延ばしになる可能性が出てきました」(芸能プロ関係者)
このままでは引き下がれないだろう。