くしくも、ニューヨークの2人は「由里子の態度は大物相手でも変わらんのだろうな」と話していたが、早々にそれが証明されることになった。10月16日放送の「さんまのまんま秋SP」(カンテレ・フジテレビ系)に吉高はゲスト出演。幼少期にMCの明石家さんま(65)と遭遇したエピソードを披露。意外な縁があることが判明するや、現在の私生活でも共通点が多いことがわかると、
「もう一緒に住もうや」
さんまも口説きモードに入る。絶妙な間で吉高は、
「キュンです!」
と切り返してみせるなど、すっかりさんまを骨抜きにしてしまったのだ。
男を翻弄する吉高のテクについて、ドラマスタッフがこう証言する。
「まず、スゴいのがボディタッチです。知り合いのスタッフを見つけるや、吉高さんは静かに背後に近づき、両手でスタッフの目を覆って『だ~れだ?』なんて平気でやってくるんですから。もうたまりませんよ」
先頃、吉高がゲスト出演した「TOKIOカケル」(フジ系)でも、突然のボディタッチで幻惑していた。スタジオ入りの際に肩を回していたTOKIOの松岡昌宏(43)を見つけ、「肩、凝ってるんですか」と吉高がいきなり肩をもんできた。これにはさすがの松岡も「好きになっちゃいました」と吐露するほどイカれてしまった。
「次にスゴいのが、吉高さんの天真爛漫なふるまいですかね。撮影中に知り合いが隣のスタジオにいることがわかると、そっちに走っていってしまうんです。それで、何を話しているかと言えば、『今、私のオッパイ見てたでしょ』と下ネタ全開。まったく無意識だというんですから、これを天真爛漫と言わないで、ナンと言えばいいのか」(ドラマスタッフ)
そのためか、男を許容する器の大きさも兼ね備えている。10月初旬に出演したバラエティー番組で、吉高の印象に関する街頭インタビューが行われた。「悪い男に捕まっていそう。ヒモがいそう」という一般人の回答に対して、
「ヒモでもお家のことをやってくれるんだったらいいかもしれない」
そう言って、吉高は妖しげな笑みを浮かべたのだから、恐るべしである。スポーツ紙の芸能担当デスクが言う。
「バラエティーでの立ち居振る舞いを見ていると、頭の回転の速さや空気を読む能力の高さが感じられます。それでいて計算高さを感じさせない。全盛期の大竹しのぶ(63)を超える、まさに当代きっての新・魔性女優と言ってもいいでしょう」