9月5日から10月10日まで大阪市北区のグランフロント大阪で開催された氷室京介の展覧会「氷室京介展LX ─揺るぎなき美学と挑戦─」で展示されていたアクセサリー2点の盗難被害が発生。この件に関し氷室の事務所は11月11日から情報提供を呼びかけている。
盗まれたのは首飾りのロザリオとチョーカーで、別々のマネキンに装着されていたが、9月18日、なくなっているのを警備員が確認。展覧会の主催者から被害届が提出され、警察に受理された。会場の防犯カメラの映像には、発覚前日の昼頃、黒い服装の男がアクセサリーを盗む瞬間が映っているという。
氷室のオフィシャルサイトには「被害物品の取り戻しや、犯人確保など、解決に繋がる情報をご提供いただきました方には、後日、謝礼をご提供させていただく予定です。また、 他の方からのご報告や捜査により特定される以前に、今回の物品を持ち出した方から自主 的な申出があり、早期の返還が実現することを、心より期待致します」と掲載されている。
ところで、氷室のように展示会での被害は珍しいが、芸能人の盗難被害は過去にいくつかある。
「記憶に新しいのは2015年に発覚した神田うののベビーシッターによる窃盗事件。長女の世話を頼んでいたベビーシッターが12年から14年までブランド品や貴金属などを盗み、 被害額は約3000万円にのぼったとか。また美川憲一は1991年、パリでテレビ番組のロケ中、現金500万円、貴金属を入れたバッグを盗まれ、被害総額は7500万円といわれました。1996年、シャ乱Qはステージ衣装35着が盗難され、被害額は2500万円だそうです」(芸能ライター)
美川の場合、93年に事務所が空き巣に入られたり、翌年にカナダから取り寄せた豪邸の外壁タイルが盗まれるなど、被害が連続しているのだが、実は氷室もご難続きだ。
「2013年には、群馬県高崎市の氷室の実家が放火される事件がありました。犯人は熱狂的な氷室ファンの女性だったようです」(前出・芸能ライター)
今回もまた熱狂的ファンの仕業なのだろうか。(鈴木十朗)