タレントの神田うのが3月5日、フジテレビの情報番組「ノンストップ!」に出演。その際の発言をきっかけに、かねてより囁かれていた神田の“コメンテーターとしての資質”に疑念の声が寄せられている。
番組では、昨今増加中の「モラハラ問題」について特集。なかでも夫に対して理不尽な要求をするモラハラ妻の実態が再現VTRで紹介されるや、番組出演者たちからは「信じられない」との驚嘆コメントが飛び交った。
しかし、神田だけがモラハラに抵抗できない気弱な夫を非難。妻の無理強いを拒否しない夫が悪いとばかりに「断ればいいじゃん」との主張の一点張り。これにはネット上でも「誰もが神田うのみたいに自己主張を通せると思うな」との批判の声があがったのだった。
今回の一件に限らず、神田の番組内でのコメントはたびたび物議を呼んでいる。芸能ジャーナリストが話す。
「以前も同番組で遺産相続問題について議論するなか、神田の『たかだか1000万円』という庶民の金銭感覚とズレた発言が批判を浴びました。また、定年後破産で困窮する高齢者の話題に対しても、『働かざるもの食うべからず』とコメントし、司会の設楽統を慌てさせています。また、企業のリストラ策である“追い出し部屋”の実態について紹介したときは、『いるだけでお給料もらえるんだからいいじゃん』との発言で炎上しました」
このような神田の発言に対し、視聴者の間では「庶民感覚がなさすぎる」「コメンテーターとしての資質を疑う」などの辛辣な声も少なくない。
視聴者重視のテレビ局は、これらの意見にどう応えるのだろうか?