一方、同じくフジの情報番組では「グッディ!」が9月で打ち切りに。メインキャスターの安藤優子(61)は事実上の戦力外通告を受けた。芸能文化評論家の肥留間正明氏が語る。
「やはり『高額年俸』に見合わない視聴率が原因でしょう。5年も番組に貢献しましたが、あとの番組が用意されていないのを見ると『代打』にもなれなかったということでしょう」
「功労者」に冷たい球団はいくらでもある。
熾烈な「ポジション争い」に敗れても、控えに回れれば御の字で、勝負の世界では早々に見切られてしまうことも多い。
「入れ代わりが激しい『ギャル枠』では今、みちょぱこと池田美優(22)が他の追随を許しません。芸人に対するトークの『送球』がうまいので、共演指名があとを絶たない。自分が引くところ、出るところを理解しているからチームワークが生まれます。同ポジションのゆきぽよ(24)も努力はしていますが、奪いきるだけのセールスポイントが足りないんです」(バラエティー番組スタッフ)
同じ努力をしていたら、最後は才能の差が出てしまうのはどの世界も一緒だ。
時に、パートナーのスキャンダルが自身の「選手生命」を危険にさらすことも。
「渡部建(48)の『多目的トイレ不倫』は、佐々木希(32)の多大なイメージダウンにもなりました。当初こそ夫を捨てずに、謹慎期間中は自分が稼がなければ、という佐々木の必死な姿勢は好意的に受け取られていました。しかし、特別なトークスキルがあるわけでなく、夫婦や不倫の話題が出た時にうまくかわすことも期待できない。共演者やスタッフも、制約があっては絡みづらいでしょう」(バラエティー番組スタッフ)
「打てないゾーン」が研究されてしまえば、使い勝手は悪くなる。佐々木は子育てと仕事という「二刀流」で活動しなければならないのだが‥‥。
やはり、パートナーの不祥事を前に、別れない決断をしたと報じられているのは、10月にひき逃げで逮捕された伊藤健太郎(23)の“恋人”山本舞香(23)だ。だが、肥留間氏は「ここは冷静な判断が必要」とアドバイスする。
「今回の事件に関しては、伊藤を支えたってしかたないですよ。ひき逃げ犯をかばい続ければ、2人そろって戦力外になってしまいます」
かつてサッチーの存在が原因で球団を去ることになったノムさんは、何度でも立ち上がった。戦力外芸能人たちにも、復活劇を演じてほしいものだ。