「あまちゃん」を観ようとテレビをつけても、画面に映るのはアキちゃんではなく、「ごちそうさん」の卯野め以子‥‥。瞬間、何もやる気がなくなってしまう。そんなアナタは「あまロス症候群」かもしれない。特効薬すらない“難病”になる前に、本誌がアナタの心にポッカリと開いた穴を埋めてみせましょう!
ヒロインの母役・キョンキョン、脇を固めたベテラン俳優、小ネタを交えた脚本‥‥。「あまちゃん」ファンが称賛するポイントは数多い。とまれ、大ヒット最大の要因は、最後まで瞳をキラキラと輝かせた主演・能年玲奈(20)のハンパない純粋さだ。ところが、「アキちゃんにもう一度、会いたい」と録画したドラマを見続けていたら、ピュアではない別の魅力に気づいたファンもいる。そう、回を追うごとに、アキちゃんの色気がムンムンと増していったことに──。
9月28日放送の最終回で大団円を迎えたNHK朝ドラ「あまちゃん」。その後も「あまちゃん じぇじぇじぇ展Part3」を開催中のNHKスタジオパークには、「あまちゃん」をロストして(失って)喪失感に見舞われる「あまロス症候群」の人々が連日、詰めかけているという。
そんな病を患う人々が最も気になるのは、能年の今後の活躍だろう。能年があまちゃん後、初の仕事に選んだのは、バラエティ番組だった。10月1日放送の「火曜サプライズSP」(日本テレビ系)に登場したのだ。
本誌好評連載中の「どくダネ!」でおなじみのコラムニスト・今井舞氏は言う。
「番組での能年さんはバラエティのノリにつきあおうともしない。まさに、素人そのもの。しかも、共演者から用意されたプレゼントが、大好きだという『つけヒゲ』‥‥。もはや天然どころか天然記念物のようで、これから芸能界でやっていけるのかしらと心配になったぐらいでした」
多くのファンも同様に不安がっている。能年が天野アキのイメージを脱することができるのか、もしかしたら、その前に消えてしまうのでは‥‥と。
しかし、不安ではなく大きな期待を寄せているのは、アイドル評論家の織田祐二氏だ。
「ドラマ序盤は、まったく気にも留めなかったのですが、舞台が東京に移ってからは、『いつの間に!』とドキッとするぐらいで‥‥。確かに、それまでの東北編では厚手の衣装が多かったこともあるんでしょうが、回を追うごとに、明らかに能年の胸の膨らみが大きくなっているんですよ。今後も、この膨張には期待大です」
すっかり能年の透明感あふれる演技に魅了されていた本誌は、そんな重大な事実に気づかなかった。
あらためて、能年の胸に着目して、ドラマを振り返ってみよう。
上京後、アイドル下積み時代に、奈落と呼ばれるステージ下のスタジオで、Tシャツ姿で激しいダンスレッスンをしている時のことだ。Tシャツの胸の部分に書かれていたのは「海女カフェ」の文字。その文字がこんもりとうねっているではないか。
さらに、その成長をうかがわせるのは第82話だ。
「寿司の差し入れに能年が近づくシーンでは、小走りになるのですが、やはりTシャツの中でブルンと揺れていました。そのあとの第101話になると、デビューできないことをプロデューサーに問い詰めるのですが、Tシャツの胸に書かれた『北の海女』の文字のうねりが以前よりも大きくなっています」(前出・織田氏)
その後、先輩とひそかに交際を開始し、みずからを「盛りのついた猫背のメスの猿だ」と発言したあとの能年は、オンナとしての魅力も急成長。第128話で劇中映画「潮騒のメモリー」がクランクインし、能年は白いノースリーブのワンピースの衣装に身を包む。袖口からは真っ白な腕がのぞき、ドラマ中最高の露出度を記録。そして、胸の膨らみもマックスであった。
「映画の撮影という設定もあり、陰影がはっきりする照明だったせいでしょうか。ドラマスタート時よりも能年の胸はサイズアップしていて、少なくともCカップになっていると思われます。昨年、能年が出演したカルピスのCM『海の家ライブ編』ではステージでバンドをバックに歌うシーンがありました。ここでも青と白のノースリーブの重ね着ながら、途中、激しく動くシーンがありましたが、そこから1年たって、明らかにバストの成長が見られますね」(前出・織田氏)
すでに発売された「あまちゃん」DVDで、もう一度アキちゃんの胸オンリーの目線で見直すのも一興かもしれない。