大みそか放送の第71回「NHK紅白歌合戦」で、歌手のJUJUの初出場が内定したことを同局の発表(16日)に先駆けて11月14日、「スポニチ」が伝えた。
記事ではNHK関係者からの情報として、4月にリリースしたベストアルバム「YOUR STORY」の実績や、同局で8月に放送された「ライブ・エール~今こそ音楽でエールを~」に出演時の無観客のNHKホールでの熱唱と反響が大きかったことで、紅白制作チームがいち早くJUJUをリストアップしていたという。
「JUJUといえば、NHKの旅番組『世界はほしいモノにあふれてる』で、7月に急逝した三浦春馬さんと共演。最後の収録は三浦さんが亡くなる2日前で、JUJUは三浦さんの最後の共演者となりました。約2年間の短い共演でしたが、当初は緊張感満載だったものが、徐々に2人が打ち解けあう様子が画面からも伝わり、おたがいの素の掛け合いが見られるところも番組のウリとなっていましたね」(テレビ誌ライター)
ただ、それだけに今回の紅白のJUJUの内定が事実だとすれば、これに三浦さんの死が少なからず影響しているとの憶測が流れるのも当然の話。
「JUJUの紅白出場については大歓迎とする声が圧倒的ですが、《三浦さんの匂わしで視聴率を取ろうとするのは勘弁》《三浦さんを絡めた演出は絶対にやめて欲しい》とクギを刺す声が非常に目立ちます。三浦さんの衝撃の死から約4カ月、いまだショックが癒えないファンは多く、9月~10月にかけて放送された遺作ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)も、《観るのが辛い》とする声が続出したほど。それだけに、JUJUが出場する場合の演出には、細心の配慮が必要となりそうです」(前出・芸能ライター)
ともあれ、JUJUの初登場には期待だ。