それにしてもなぜ、有名人にはオカルト好きが多いのか。かつて心霊特番を数多く手がけた放送作家によれば、
「やはり芸能界は先が見通せない水物の世界。そこで神頼みではないですが、オカルトにハマッてしまうケースは多い。なぜか芸能人には霊感が強い人が多いので、オカルト現象が身の回りで起きるケースも多いとか。例えば森公美子(61)は身内に霊能力者がいて、自身も過去に何十回と霊を見た経験があるそうです。友人が亡くなって霊になった時にはお茶を出してあげた、という逸話もあるほどのスピリチュアリスト」
また、現在は参議院議員の須藤元気(42)は、総合格闘技の選手時代から自己啓発やスピリチュアルに傾倒していることを公言。
「アメリカのスピリチュアリストのダリル・アンカがチャネルする意識『バシャール』との対談本を出すほど。『オーラの泉』に出た時には『守護霊に手紙を出すと3日後に返事が来る』とも発言していた。直接手紙が来るわけではなく、間接的に悩みごとなどの解決法を示唆するイメージや言葉を目にしたりするんだとか‥‥。今はかなりセーブしているみたいですが」
パワースポットにハマる有名人も続出。かつてロンドンブーツ1号2号の田村淳(46)と安室奈美恵(43)が訪れたアリゾナの聖地・セドナ詣でをする者も、あとを絶たない。放送作家が明かす。
「有名だったのは、楽天の涌井秀章と結婚して一児の母となった押切もえ(40)。結婚前は、かなり頻繁にパワースポット巡りをしていた。セドナにも仕事を含め数回滞在。中でも『スエットロッジ』と言われる母親の胎内での体験を再現する『胎内儀式』で、押切本人が『人生観が変わった』と語ったほど。タレントの千秋(49)もセドナにインスパイアされるなど、傾倒する有名人は多い」
オカルトの好き嫌いは人それぞれ。くれぐれも仕事に悪影響を及ぼさないことを祈るばかりだ。