一方、今やスピリチュアル界での知名度が抜群なのが、モデルの道端ジェシカ(36)だ。プライベートでは15年にF1レーサーのジェンソン・バトンと離婚。現在は未婚ながら一児の母親となり、仕事はセーブ中だが、
「07年頃、プライベートのスランプから『引き寄せの法則』のバイブルとも言われる『ザ・シークレット』にハマッて大絶賛。13年には、スピリチュアルに関する雑誌連載をスタートさせ、オカルトを実践していたことも公言。女性のオカルトファンを中心に、根強い支持を受けた。一時は『彼女の推薦文があれば本が売れる』と言われたほど、スピリチュアル業界では影響力のあるタレントでした」(不思議系ライター)
「引き寄せの法則」とは、物事や願い事には特有の周波数があるとして、人はその願いをかなえるために、常に願い事を書き留めたり念じたりすることで、その周波数と同調すると説く。その結果、引き寄せ合い、夢や願望がかなうという「自己啓発」の一つだ。
ジェシカ自身、子供の頃から霊感があったり、UFOを目撃することもしばしばで、妹のアンジェリカとともにオカルト少女として知られていたという。不思議系ライターが明かす。
「10年に出演したバラエティー番組では、自身が実際にUFOと交信していることをたびたび告白。ジェシカ本人は『ピコピコ通信』と呼んでいて、2機のUFOを見たと証言していた。スカイツリーができたことの影響で予知夢を見るようになったとも話していました」
宇宙人との交信では、15年に突如、テレビ番組でカミングアウトした榎木孝明(64)が有名だ。
「バラエティー番組で『私は第三者を宇宙人と交信させることができます。そして彼らの乗ったUFOを地球に呼ぶこともできるんです』と発言、物議を醸しました。30日間の不食体験もするなど、榎木のオカルト好きは関係者の間では知られたものでした。宇宙人にしても、『前世療法』にハマッて、いろいろな『ビジョン』を見せられるようになった旨を発言したのが、思わぬ波紋を呼んだようです」(芸能記者)
フツーの人にはいささか理解不能だが、いぶし銀の浅見光彦の演技の裏には、こうしたオカルト好きの素地がプラスになっていたのだろうか。