発端は11月12日のYouTubeチャンネルでの小林麻耶(41)の発言だった。
「ファッションコーナーのスタッフさんからいじめを受けてまして、それに耐えられずに、今週の火曜日にあったロケに行かないっていう決断をしたんです」
そのホコ先は小林がレギュラー出演している「グッとラック!」(TBS系)に向けられていた。いきなりの「テロ動画」に、TBSも疑惑を真っ向から否定。小林の所属事務所も即日、契約解除を発表する事態となり、火消しに奔走した。ワイドショースタッフが明かす。
「小林は以前からオカルトに傾倒していて、中でも『子宮系』というカテゴリーのセミナーやイベントにたびたび顔を出していたんです。渦中の夫である整体師の國光吟氏(37)=芸名・あきら。=ともセミナーで知り合ったほど縁が深い。15年10月には『子宮系』のカリスマの一人であるH氏とのツーショット写真をインスタグラムに掲載していたほどです」
「子宮系」は、現在、30代から50代の女性を中心に流行しているオカルトワードだ。「子宮の声を聞いて欲望を解放すれば運が開ける」「子宮を大事にすることで異性が寄ってくる」など、「子宮」を神聖視して崇拝、信奉、願掛けするムーブメントとして、目下、多くのカリスマや怪しげなグループが乱立している。
「中には高額なセミナーを開いたり、DVDを売りつけたりするグループもあるほどで、問題視する専門家はいます。一部スポーツ紙の情報では、小林が子宮の中にパワーストーンを入れるとパワーを手に入れることができると周囲に勧めている、との情報も出るなど、相当傾倒していた様子がうかがえます」(ワイドショースタッフ)
実際、今回の震源地となっている小林麻耶のYouTubeチャンネルでは、騒動翌日の13日には、13分に及ぶ「瞑想動画」を公開。降板騒動の弁解どころか、かえって不気味さに拍車をかけているのだ。コメント欄には「オカルト」「宗教的」との書き込みもあったほどだった。
だが、こうしたケースは氷山の一角にすぎない。実は、芸能界では小林に限らず、オカルトに傾倒するタレントが少なくなく、
「有名なのは藤原紀香(49)です。もともと美容系のスピリチュアルマニアぶりは有名でした。『満月にダイエットを始めて月の欠けとともに痩せる』『水素水は地球を救う』など、そののめり込みぶりは半端ではない。中でも愛用の塩については市販の塩にもかかわらず『生理痛が消えた!』『羊水をキレイにしてくれる塩』と、摩訶不思議な書き込みを連発。ふだんは食べ物にかけたり、水にちょっとだけかけたりして愛用しているようです」(芸能記者)
紀香のスピリチュアル好きを後押ししているのが、ほかならぬ夫の片岡愛之助(48)で、
「実は愛之助自身もかなりのスピリチュアル好きで有名。今年7月には、紀香が信頼を寄せている霊感の強い『魔女』と称される女性マッサージ師のもとに足しげく通っているのが報じられたばかり。このマッサージ師は、愛之助の歌舞伎公演の最中にも通うほどの入れ込みようで、施術は5時間ほどかかることもあるとか。愛之助自身、幼少時から霊感が強いタイプで、オカルトに以前から興味があることは梨園でも有名だった。紀香との結婚の際も、二人ともスピリチュアルに傾倒している縁で『ある意味でお似合いだ』と皮肉を言う関係者もいたほど。ゲンを担ぐ歌舞伎役者にはオカルトやスピリチュアル好きも多いことから、今のところ、問題視されることはないですがね」(芸能記者)
紀香自身も、周囲にスピリチュアル関係者が多い、とブログで公言。現状では、愛之助を含め、仕事に支障がないことから、周囲も静観の構えだ。