2月初旬、ダイヤモンド・プリンセス号の寄港とともに、今年は新型コロナの感染拡大に明け暮れた。一方、そのドタバタ劇に埋没してしまった「あだ花ニュース」は数知れず。ご心配なく、なかったことにはいたしません。列島を裏スジからツツッと定点観測、アサ芸名物「裏流行語大賞」で2020年を蒸し返す!
今年の「2020ユーキャン新語・流行語大賞」は、「あつ森」「香水」「鬼滅の刃」など30語。これに疑問を呈するのは、放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏だ。
「これじゃ『日経トレンディ』のヒット商品と変わらないよ。こうなったら、アサ芸○裏流行語大賞で憂さ晴らしするしかないでしょ」
どこかズレてる本家流行語大賞はさておき、アサ芸では53語を厳選した(ページ下部)。まずはコロナ禍などどこ吹く風で、お盛んだった芸能人の不倫騒動から。
緊急事態が解除され、東京都の新規感染者数が数十人程度だった6月、不要不急どころか門外不出の「多目的トイレ不倫」を週刊誌にすっぱ抜かれたのがアンジャッシュ・渡部建(48)。
「ビックリしましたよ。『地下○階ね。すぐ来て』ってトイレで不倫するなんてあまりにもリアルすぎ。女性には1万円を手渡したみたいだけど、もう少し我慢すればGoToトラベルでホテル代の割引が使えたのに残念だったね」(デーブ氏)
美人妻・佐々木希がいながらなぜ?という最大の疑問に答えるのは、タレントの徳光正行氏。
「彼にとっては六本木ヒルズこそが甲子園だったのです。多目的トイレといえば、AVでは黄金シチュエーション。おそらくAVであこがれたプレイを実践したのでしょう。美人妻ではできないことができる、多目的タレントとヤリたかったということです。年末特番で復帰する話もありますが、もはや元のさわやかキャラに戻るのはムリ。『王様のチンブラ』とゲス道を極めるしかないでしょう」
新派俳優の喜多村緑郎(51)との「4000円ラブホ不倫」が発覚したのは鈴木杏樹(51)。お笑い芸人・ユリオカ超特Q氏が分析する。
「袴田吉彦の『APA不倫』、原田龍二の『4WD不倫』に水泳の瀬戸大也と、最近は、有名人が密会スポットに金を使わない傾向があります。その最終形が多目的トイレでしたが、その前の杏樹の場合も低料金の宿でした」
2人が幕張の海辺デートのあとにINしたのは、高速インター付近にある船の形のラブホテルだった。
「芸能人が定食屋に行けば庶民派と言われるのに、ラブホではなぜ言われないのでしょうか。もちろん、デート後にAPAホテルに行けばよかったという問題ではありませんが、おそらく東京のシティホテルまで待てなかったのでしょう。すでに浜辺のデートの時からぐっしょり濡れていたに違いありません」(徳光氏)
一方、インスタライブで「筋トレって、世界で一番意味わからない」と放言し、炎上したのは小島瑠璃子(26)である。
「せっかく、あざとかしこく第2のベッキーの座を獲得したのにもったいない。でも、このアンチ発言は優等生でいることに嫌気がさしての発露だったかも。思い切って処女キャラを卒業して汚れ仕事に転じるのはどうでしょう」(徳光氏)
これにデーブ氏も同調。
「人の趣味を否定しちゃダメですよ。もしかしてマッチョな男に抱かれたい願望だったり」
抱かれるならキングダムな男に限る!?
■主要ノミネートワード
4000円ラブホ不倫:鈴木杏樹
地下○階ね。すぐ来て:アンジャッシュ・渡部建
世界とつながってる:小林麻耶
美人さんがお嬢やります:ナイナイ岡村
筋トレが世界一番意味わからない:小島瑠璃子
許さなーーーーい:田中みな実
イソジン吉村:吉村洋文大阪府知事
ある団体が俺を抹殺しようとしている:石田純一
乳首クラスター:ススキノキャバクラ
呪われた五輪:麻生太郎副総理
揉み消せる権力を持ってる:近藤真彦
微陽性:坂本勇人
<芸能・テレビ部門>
芸能人は夏の虫:島田紳助がmisonoのYouTubeチャンネルに登場。「矢口はふしだらな娘じゃない」「ヘキサゴンは下心なかった」など芸能界に後ろ髪発言
杏さんと唐田さんどっちが好き:謝罪会見で妻か不倫相手かの二者択一を迫られた東出昌大は1分以上絶句。「完璧な妻とはできないことをしたかったのでは」(徳光)
すべて陰性:薬物疑惑を報じられたダレノガレ明美が自主的な検査で「シロ」を報告。「陰性って陰毛でチェックしたのか知りたい」(デーブ)
乳輪警察:コロナ禍の自粛警察が横行する中、ネットではローラなど美女の透け乳首を大捜査。「令和も透け乳首ファンタジーは不滅」(ユリQ)
お前は病気だ。死ぬまで一生1人だ:ブラザー・トムが不倫相手に暴言。大麻の伊勢谷友介、ひき逃げの伊藤健太郎と不祥事トリオが映画「とんかつDJアゲ太郎」に集結
眠れなくしてやる:格闘家でタレントのボビー・オロゴンが妻へのDVで逮捕。おしどり夫婦の偽装に加え、7歳サバ読みの54歳であることも発覚
除霊はできない:末期ガン公表の織田無道が、かつて自身が行ったバラエティー番組での所業を全否定。「テレビはヤラセ」とオカルトブームに警鐘
梶原君は東京からしんどい:上沼恵美子が長年、子飼いにしていたキングコング・梶原雄太に降板パワハラ。「快傑えみちゃんねる」は25年で突如の幕となった
おしっこ全部漏れた:リモート出演に一日の長のある人気YouTube芸人・フワちゃんが大ブレイク。「24時間テレビ」の生配信中に笑いすぎて失禁!
返しちゃうの?私返されたのね(笑)?:安藤優子が熱中症の症状が出たレポーターを冷笑。9月で「グッディ!」は終了し、33年出演を続けたフジの画面から消えた
還暦水着:宮崎美子がデビュー40周年を記念し、ビキニカレンダーを撮り下ろし。齢61歳での勇気ある偉業に「超熟女水着時代」到来の予感
<政治部門>
コネクト不倫:厚労省美人官僚と首相補佐官の不倫疑惑が浮上。国会では海外出張でのコネクティングルーム使用は認めたものの“コネクト”は否定
募ってはいるが、募集はしていない:地元支持者を「桜を見る会」に招待した安倍晋三前総理の苦しすぎる詭弁。「後援会の支出は一切ない」との国会答弁で崖っぷちに
足立区滅びる:白石正輝足立区議が「全部L(レズ)、G(ゲイ)になったら次の世代が産まれない」と勇み足発言。のちに謝罪、議事録から削除された
ALSは業病:難病女性の嘱託殺人事件に対し、石原慎太郎が老害ツイート。「業病」とは前世の悪業の報いによりかかると考えられてきた難病の意とか
その場でみずから裸になりました:夫・克行とともに公職選挙法違反で逮捕された自民党・河井案里参院議員。全裸は検察の強引な捜査を訴え、情状酌量を狙うため!?
日本を明るくする思い:自民党の薄毛有志議員たちが作る「日本を明るくする会」(通称・ハゲの会)にフサフサの小泉進次郎環境相が入会して言い放った
目安であって基準でない:コロナの疑いを「37.5度以上の発熱が4日以上」と打ち出した厚労省。その後、加藤勝信厚労相が「我々からすれば誤解」と陳謝
検査するな。感染者が増える:「間抜けのジョー」など史上最低の舌戦を繰り広げた米大統領選。マスクなしのノーガードでコロナ罹患したトランプ大統領が敗戦
<社会・事件部門>
令和のキャッツ・アイ:女2人組の窃盗犯。カラオケボックスで昏睡させたホストの自宅から現金、貴金属など総額3000万円を盗み取る。レオタードは着用せず
トイレットペーパーが品薄になる:マスク不足の渦中、twitterの一言で、買いだめ、転売ヤーが急増。日本中のスーパーの棚からティッシュペーパーが消えた
アベノマスクブラ:7月の都議選ではN国党から立候補した「ゆづか姫」こと新藤加菜氏が改造ブラを選挙ポスターに使用。8月にコロナ陽性を公表した
レートはテンピン:安倍総理が任期延長をゴリ押しした黒川弘務検事長が自粛期間中に賭けマージャン。法曹界トップらしからぬ低いレートの申告に肩透かし
ウーバーイーツ当て逃げ:ステイホームにより宅配サービスの需要が増大。つまみ食い、投げ捨て、高速自転車乗り入れなど荒ぶるウーバー配達員が社会問題に
コロナはただの風邪:コロナ禍の都知事選では過去最大22人の候補が乱立。国民主権党・平塚正幸氏は渋谷駅前などで「ノーマスク」姿で自論を訴えた
桶川のひょっこりはん:走行中に反対車線にハミ出す自転車あおり運転の金髪サングラス男が逮捕。動機は「運転手の驚く顔が見たかった」と身勝手な説明
へずまりゅう:不要不急の外出が要請される最中、山口県内で複数人にコロナを感染させた「迷惑系YouTuber」。スーパーで会計前の刺身を食べた
トリキの錬金術:「鳥貴族」で焼き鳥2本だけ頼み、GoToイート付与1000円分から約700円分のポイントを稼ぐ裏技。「無限くら寿司」も登場
遊タイム宵越し狙い:パチンコ台で規定回転数大当たりを引けなかった時に時短が発動する新機能。前日のハマり台をあさイチで狙えば、おいしい思いが!?
皇室出禁:借金問題等により真子さまとの結婚が無期限延期となっていた“朝敵”小室圭氏に対し、秋篠宮夫妻が突きつけたとされる結婚の条件
<スポーツ部門>
乳首を引っ張らせろ:ヤクルト・塩見泰隆が合コン相手の女性に車で自宅まで送らせ「俺みたいな一流選手とドライブして幸せだろ」とセクハラ放言
マスクしないで頑張る:コロナ感染広がる2月、空気を読めないノーマスク宣言をした五輪組織委員会・森喜朗会長。記者に「私以外がマスクすればいい」とも
軽くつきあえるのならお願いします:二股交際女性から訴訟を起こされた広島・菊池涼介。「恋愛感情はなくホテルで一夜を過ごすだけ」のゲス発言にカープ女子も真っ青
NOシャブNOライフ:石橋貴明のYouTube企画「24分間テレビ」に清原和博が○恥メッセージ。「『友達の友達はアルカイダ』級の最凶ワード」(ユリQ)
同飛車大学:将棋・王位戦、藤井聡太棋聖の攻めの一手「同飛車成」に解説者の豊川七段が大興奮。封じ手はオークションにて1500万円で落札
<アダルト部門>
SOD LAND:新宿・歌舞伎町に「AV女優と会える」「風俗嬢と飲める」がコンセプトの大人のテーマパークをAVメーカーSODがプロデュース
ディープフェイク職人:AI技術の発達により上戸彩、広瀬すずなど大物女優があられもない痴態をさらす首すげ替えAVが大流行。10月には初の逮捕者も出た
Dキスなし:コロナ禍は濃厚接触を売りとする風俗業界も直撃。マスク着用、ゴム着用フェラ、無接触プレイなど、あの手この手のサービスを展開
鬼詰のオメコ:大ヒット「鬼滅の刃」のパロディAV。「時間も映画並みの2時間超え大作。アニメ未見のアサ芸世代はまずこちらから」(ユリQ)
タンス預金は美容整形代:AV女優の里美ゆりあが中目黒の自宅でタワマン強盗に遭い600万円の被害。その後、被害の様子をグラビアにてヘアヌードで実況報告
黒船パツキンAV嬢:メロディー・雛・マークス、ジューン・ラブジョイなど、東京五輪開催を当て込んでパツキン娘が続々と日本のAV界にデビューした