続いて、政界では未来の総理候補と人気絶頂だった小泉進次郎環境相(38)だが、入閣後に馬脚を現した。
「よけいなことまでしゃべって失言してしまう政治家が多い中、進次郎氏は『30年後の自分は何歳になっているだろう』など、もったいをつけているが、中身は何も言ってないところがすごい。今後はムダなことを言わない政治家が増えるかもしれません」(掟氏)
さらに、元アナウンサーの滝川クリステル(42)との結婚を発表。父・純一郎氏は「なんでクリスタルじゃないんだ」と満面の笑みだったとか。
「確かにクリスタル映像世代としては納得がいかないのもわかります。どうせなら進次郎さんも村西監督の自伝ドラマ『全裸監督』を見たうえで、『クルスタルじゃなくクリステルさん』と紹介すれば、世間からの好感度アップにつながったかも」(ユリQ氏)
山田氏が進次郎問題にこうトドメを刺す。
「もともと応援演説の上手な人という印象でしたが、初入閣してほころびが出たという感じです。それより、2人の結婚会見の直後、よりによって元カレの小沢征悦が二日酔い薬のCMで『肝房長官!』と絶叫するニアミスがありました。その昔、貴乃花と河野景子の婚約会見の直後に宮沢りえの『スッタモンダがありました』という缶チューハイのCMが流れたのを思い出しました」
菊の季節に桜の話題で紛糾したのが「桜を見る会」。野党から招待者名簿の資料を要求された直後に裁断された理由が「シュレッダー待ち」だった。
「これ、最高だよね。トランプ大統領のホワイトハウスも日本のシュレッダーに注目しているみたい。『桜を見る会』は僕は20回しか参加してないからよくわからない(笑)。次からは出席しづらいよね」(デーブ氏)
掟氏はあきれる。
「はっきり言って『桜を見る会』だのシュレッダーだのどうでもいいことですよ。それより他にも芸能人はいっぱい出席しているはずなのに、なぜかIKKOさんの写真ばかり使われる。こっちのほうがよほど変です。そもそも安倍総理じゃなければここまで問題にならなかったわけですから、総理は責任を取って辞めるしかない」
スポーツ部門で白羽の矢が立ったのはテコンドー協会・金原昇会長(65)。頭髪問題に一家言を持つユリQ氏は「そもそも地毛かどうかは本質とまったく関係ない」と言葉の選考にハゲしく抗議。一方で、掟氏はこう吐露した。
「まるで『漫画ゴラク』からすっと抜け出てきたような容貌。怖くて話しかけられないのもやむなしです」
さて、今年を振り返ってみると反社、薬物など暗いニュースが席巻。そんな百鬼夜行の社会の裏で、最後の最後に主役の座をかっさらっていったのが沢尻だ。世相を反映する堕天使の「LSD、コカイン、大麻もやった」を裏流行語大賞とし、来年の大賞候補となるような反省の言葉を待ちたい。