特別な1年は、ドラマやCMの撮影にも大きな影を落とした。男女に限らず、近づくことが許されなかったソーシャルディスタンスを守りながら、抜け穴のような場面は確かに存在した。
もはや女帝の風格すら漂うのが田中みな実だ。漫談家のユリオカ超特Q氏が勢いを絶賛。「ちょうど1年前に50万部を突破する写真集が出て、そこからずっと『みな実イヤー』の快進撃ですよね。その決定打となったのが、11月12日の『ルパンの娘』(フジテレビ系)でした」として、その理由は、プロレスラーの真壁刀義と本間朋晃を従えて、まるで「ヤッターマン」のドロンジョ様のようなピッタリしたウエアの姿にあったという。「そういえば、相対する深田恭子もドロンジョ様がハマリ役でした」とのことだ。
みな実は「あざとくて何が悪いの!」と絶叫しながら深キョンに食ってかかる。胸の渓谷は大きく開かれ、形のいいバストがプルプル揺れる。深キョンのボディスーツも悪くないが、肌面積と揺れ方の差でみな実が制圧したようだ。“有名女性の艶っぽさ”の事情に詳しいライターの尾谷幸憲氏も同意見。「田中みな実が出てくれば見てしまう、という法則を確立しましたね」として、田中自身は「大人の恋愛ドラマをやりたい」と言っていることを根拠に「次はドロドロの」不貞ドラマが「あるかもしれません」と付け加える。
何かと話題を振りまく池田エライザは、2月に「FOLLOWERS」(Netflix)で、ミュージシャンのコムアイを相手に濃密な、女性が恋愛対象同士の愛欲シーンを熱演。芸能評論家の織田祐二氏によれば、2人ともプリプリの丸ヒップを見せながら、「エライザのリードで何度もベロチューを交わしていました」という。
「岡山の奇跡」と呼ばれた桜井日奈子は、ひたすら風呂に入る道を究めたい「ふろがーる!」(テレビ東京系)で、ドラマ初主演を飾った。同局の「孤独のグルメ」と同じテイストで、淡々とお風呂場面でのモノローグが続く。前出・ユリオカ氏が高く評価するが、なんでも「バスタオルを巻いてはいても、かなりギリギリのところまで」美脚や肩がのぞけるという。「色白ぽっちゃりな肌がお風呂で上気していて、ついガン見してしまいますね」とも。「昭和テイストのある顔」でもあり、肉感的な感じを保ったままなことに「うれしいですね」と話す。
ユリオカ氏は、ここにきて急に豊かなボディに変貌しつつある吉高由里子の「危険なビーナス」(TBS系)を推挙する。吉高がデビュー直後に「蛇にピアス」(08年、ギャガ・コミュニケーションズ)で全脱ぎを披露。マッパはそれっきりなものの「朝ドラヒロインなどずっと売れっ子の状態。そのうちに三十路を過ぎて、女性らしいふくよかな体型になって、走ると揺れる胸元に目線がいってしまいますね」と指摘する。
よりわかりやすい胸元は、CM部門のトップにランクされる泉里香の「インディード」だ。前出・織田氏は甘えてみたいとばかりに「斎藤工と並んで登場」するシーンのたっぷり豊かなバストに感動したとしてこう語る。
「さらに張りのよさ! 公称では81センチのバストが、明らかにもっとありそう。CMでは斎藤と並んで歩くので、あの胸が斎藤の体にくっついていそう。あの胸に顔をうずめてみたく、何度も見直しました」
サービス精神にありがたや、ありがたや。