今、若手女優の中で最も注目されているのが、モデルとしても活躍する中条あやみだ。今年は3本のドラマのほか、現在公開中の映画「水上のフライト」でも主演を務めるなど大忙し。抜群のスタイルと高い演技力を武器に、快進撃を続ける中条の素顔に迫る──。
ファッション誌「CanCam」の専属モデルを務める一方、女優としてドラマや映画で大活躍している中条あやみ(23)。
12月4日に発表された「2020年TV-CM放送回数ランキング」(エム・データ)の女性部門では、17位の広瀬すず(22)や15位の多部未華子(31)らを上回る14位にランクインした。スポーツ紙記者が目を細めて話す。
「特に今年はドラマやCMなど、テレビで見ない日はないぐらい。16年から続いている『ハーゲンダッツ』のCMでは、アイスクリームを乗せたスプーンをゆっくりと口に運び『うぅ~ん!』と恍惚の声を漏らす。目尻を下げながらほほえんでいる姿がとても幸せそうで、見ているこちらも幸せな気分になります」
ドラマにいたっては、今年だけで3作に出演。「56年目の失恋」(NHK BSプレミアム)、「あのコの夢を見たんです。」(テレビ東京系)、さらに12月19日に最終回を迎えるNHKのよるドラ「閻魔堂沙羅の推理奇譚」である。
女性誌記者が解説する。
「女優としての本格的な活動は5~6年前から。そもそもは、11年にモデルとしてデビューしました。きっかけは、14歳の時に家族で行ったグアム旅行。現所属事務所のスタッフが空港で偶然見かけてスカウトしたそうです。そんな場所で声をかけるなんて、よほど目立っていたんでしょうね」
そして11年、女性ファッション誌「セブンティーン」の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン」に応募し、7000人の中から勝ち抜きグランプリを獲得。ちなみに過去、グランプリには北川景子(34)、水原希子(30)、広瀬アリス(26)、橋本愛(24)、広瀬すずなど、そうそうたるメンバーが名を連ねている。まさに“芸能界の登竜門”と言われる狭き門を突破してのことだった。
「モデルとしても群を抜く存在感を発揮しています。父親がイギリス人で母親が日本人のハーフで、スラリと伸びた長い手足に、まるで人形のような9頭身の体型。ピンクのチークが映える透明感ある美肌も特徴です。誰もが見とれる美形でありながら、口を大きく開ける思い切りのいい笑顔も、若い女性に支持されている要因でしょう」(女性誌記者)
デビュー以来、カリスマモデルとして活躍する中、しだいに男性からの注目度も上がっていく。お宝雑誌編集者が話す。
「『セブンティーン』は、水着のスナップ写真も多く掲載されているんです。今では絶対に水着にならないような女優たちも、当時は水着姿を披露しているため、マニアの間ではお宝雑誌とも言われています。当然、中条の極小ビキニ姿も掲載されている。10代特有のしなやかな肢体と膨らみかけのバスト、そして、抱きしめたら折れそうなくびれをさらけ出しています」