人気女子アナたちに様々な動きが出てきた20年。21年は、女子アナ勢力図が大きく書き換えられる1年となりそうだ。
NHKでは、この1~2年、桑子真帆アナの独立が近いのではと囁かれていた。
「15年に東京アナウンス室に異動になるや、『ブラタモリ』のアシスタントに抜擢され注目を浴び、以降は出世街道をまっしぐら。17、18年と2年連続で紅白歌合戦の総合司会を務め、誰もが認めるエースアナに成長。同時にフリー転身説が浮上し、大手プロが所属先として取りざたされるようになりました。19年は、紅白の司会がライバルとされる和久田真由子アナに代わったことで、フリー転身説がさらに強まり、時間の問題と思われていたのですが…」(女子アナウォッチャー・たなか是政氏)
しかし、今年の紅白の総合司会に桑子アナが返り咲いたことで、フリー転身を思いとどまったのではと囁かれている。
「紅白を花道にフリー転身─という見方もあるようですが、紅組司会と総合司会を合わせて7度務めた有働由美子も、独立直前の17年の紅白は、サザンオールスターズの中継リポートしか仕事を与えられなかったことを見ても、NHKが、いち女子アナに花道を作るようなサービスをするか疑問です。独立はいったん棚上げになった可能性の方が高いのでは」(芸能記者)
この選択の背景には、明らかになっている俳優・小澤征悦との交際がありそうだ。
「4月にデート現場がスクープされたものの、番組ではステイホームやマスクの着用を呼び掛けながら自分は“ノーマスク外出”であったことで批判が寄せられました。また小澤は、世界的指揮者の小澤征爾を父に持つサラブレッドですが、かつて滝川クリステルとの熱愛関係が報じられており、女子アナに目がなく、桑子アナとの報道にも、“またか!”というツッコミが多く、とても祝福された熱愛発覚ではありませんでしたね」(前出・是政氏)
下がり目の中でのフリー転身では、苦戦は必至。もうしばらくはNHKで実績を作っておこうとの判断だとしたら、それは、賢明だろう。
(露口正義)