先ごろ、艶系動画の人気サイトを巡ってある“大事件”が発生し、サイトファンの間に激震が走っている。
騒動が起きたのは、海外の艶系動画共有サイト「P」。同サイトはユーザーがアップロードした動画を無料でも視聴でき、2007年に開設以来、その動画本数は爆発的に増え、その数1350万本超えという巨大サイトにまで成長していた。ただしそれらの動画は、著作権を無視したものやモザイク処理がされていないものなどが多く、日本では“アウト”のものばかり。そのため海外でも以前から批判が高まっていた。
「そうしたなか、今回ニューヨークタイムズに“児童虐待動画”の存在を指摘する記事が掲載されたことによって、同サイトの決済会社などが一斉に手を引き、課金ができない状態に。それを受け『P』側は、アップロードとダウンロードに制限をかけるとともに、承認済みユーザー以外の動画の一斉削除に踏み切ったのです」(ネットウオッチャー)
この動きにより同サイトの動画は1000万本以上が削除。ほとんどが閲覧できない壊滅的な状況となったのだ。
「このサイトを“夜のオカズ”に使っていたユーザーは数知れず。ファンとしては相当ショックが大きいようで、《犯罪者増える》などとしたハチャメチャな意見も飛び出すほどです。しかし、艶系女優の向井藍が今回の件についてツイートした『無料で観ることを当たり前になってほしくない。有料コンテンツだよ。ちゃんと買って』というのが真っ当であり、制作側の叫び。悪の根源が一つ消えたということです」(エンタメ誌ライター)
ただし、同類のサイトは他にもいくつか存在する上、消えてはまた現れるのが常だけに、いたちごっこは今後も続きそうだ。