NHKが12月24日、21年度後期に放送の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のヒロインに、深津絵里、川栄李奈、上白石萌音の3人を起用、トリプル主演であることを発表した。
同作の脚本は07年の朝ドラ「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀氏によるオリジナル作で、戦前から現代にかけ、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘の3世代の物語を、それぞれ深津、川栄、上白石が演じ紡ぐ形で展開されるという。
川栄の朝ドラ出演は16年の「トト姉ちゃん」以来の2度目で主演は初。深津と上白石は朝ドラが初出演で、川栄と上白石についてはオーディションで3061人の応募者の中から選ばれたという。
このキャスティング発表に、ネット上ではベテランの深津や人気急上昇中の上白石について期待の声が多く集まっているのだが、一方で評判がイマイチなのが川栄。《川栄だけなぜ起用されたのか謎》とした指摘や、深津や上白石を応援しつつ、川栄については何も触れない形の声が相次いでいる状況なのだ。
「川栄は昨年5月、俳優の廣瀬智紀とのデキ婚を発表、11月には第一子出産を報告していますが、結婚発表直後に『文春オンライン』が廣瀬の婚前前の二股疑惑を報道。これを受け感情を露わにした暴走気味のツイートを連発し、炎上を招く事態となりました。妊娠中の出来事だっただけに、当時はその不安定さに一部から同情の声も集まりましたが、今回、その悪態イメージだけがいまだ世間に強く残っていることを露呈しましたね」(エンタメ誌ライター)
演技の方でそうした評価を覆せるか、注目である。