ここへ来てのさらなる新型コロナ感染拡大とともに、坂上忍がMCを務める「バイキングMORE」(フジテレビ系)がネット上で痛烈批判を受けている。
12月25日の放送では〈東京過去最多888人感染確認…コロナ禍のクリスマスイブ総力取材で”密”続々…時短営業前倒し行方は〉というコーナータイトルで、新型コロナウイルスの感染拡大についてリポート。坂上はひたすら政府のコロナ対策を批判し続けた。さらに、曜日ゲストのお笑い芸人・土田晃之とアンガールズ・田中卓志が坂上に同調。番組はさながら「体制非難」のオンパレードとなったのだ。
ところが、ネット上ではこれに「司会もゲストも文句ばっかり。もっと建設的な意見言えないの?」「土田と田中がまるでキジと猿に見える。坂上は自分の周りをイエスマンで固めてご満悦だろうけど、見ている方は本当にイライラする」「スタジオでディスカッションするなら、いろいろな意見を取り入れればいいのに。コメンテーターが坂上へのイエスマンばかりだからこうなる」などと、大ブーイングが起きている。
「坂上は、基本的に自分の意見に同調する人間しかゲストに呼ばないと言われ、小籔千豊やフットボールアワー・後藤輝基が番組を降板したのは、自分とうまく絡めないからというのは業界では有名な話。そのため、番組内で坂上が文句を言いだすと全員が同調し、どうしても、偏った、不毛にしか見えない内容になりがちで、ネット上で番組への批判を寄せる視聴者もそのあたりにイラ立ちを感じているのでしょう。ここ数日は猛烈に政府のコロナ対策批判を繰り広げていますが、番組では形式上にしか見えないシールドを立てるだけで、口角泡を飛ばしまくっています。そもそも本当に感染を危惧するならば、リモート出演なども再考するべきだと思いますよ」(芸能記者)
今やすっかり“お山の大将”となってしまった感もある坂上。本人がネットの批判を気にするかどうかはともかく、そのことを気づかせてやりたいと思っている視聴者も多いということかもしれない。
(ケン高田)