2017年の連続ドラマ放送から3年。1月7日にスペシャルドラマとして、「黒革の手帖~拐帯行~」(テレビ朝日系)が放送される。
同ドラマは松本清張の没後25年となる17年に女優・武井咲主演で放送され、世帯平均視聴率11.4%を記録。最終回は15分拡大され最高視聴率13.0%だった。
「今回は、前作の連ドラ版最終回で逮捕された元子(武井)が刑期を終えて出所した3年後が舞台で、18年3月に第1子を出産した武井のドラマ復帰作となります。約3年ぶりとなるドラマ出演に武井は『3年という時間がたったとは思えないくらい、元子という女性は常に近くにいたような感覚。正直、原口元子という役以外での復帰は考えられませんでした』と意欲を燃やしています。前作では、まだ24歳だったこともあり、銀座のクラブのホステス役には否定的な声がありましたが、今では出産も経験し、貫禄の姿が期待できるのではないでしょうか。05年に同作の主演を務めた米倉涼子は、昨年3月に所属事務所のオスカープロモーションを退社しており、今後は事務所の顔として武井に大きな期待が掛かっています。本作でいいスタートが切れるといいですね」(芸能記者)
ネット上では「クラブのママとしてはまだ若いけど、ずいぶんボディも大人っぽくなって貫禄がついてきた。ホステス役が似合ってきたよ」「武井が事務所のトップ女優になったのかな。いつの間にか若手を引っ張って行く立場になったんだな」「放送がめちゃ楽しみ。久しぶりのドラマだし、どんな感じになってるのかなぁ」などと、期待の声が高まっている。
復帰が決まった武井には現在、CMオファーが殺到しているという。退所者が続出している“美の総合商社”の救いの女神になれるか。今後の動向に注目したい。
(ケン高田)