女優の武井咲主演のスペシャルドラマ「黒革の手帖~拐帯行~」(テレビ朝日系)が1月7日に放送され、平均視聴率は10.8%を記録した。
同作は、2017年の連ドラ以来、約3年ぶり。前作で、銀座の頂点から転落した原口元子(武井)が3年の刑期を終えて出所。心機一転、古都・金沢で新たな人生を歩み始める。出演者は武井をはじめ、前作に続き高畑淳子、仲里依紗、高嶋政伸に加え、毎熊克哉、安達祐実、横山めぐみ、中村ゆりか、風間杜夫、渡部篤郎らが顔をそろえた。
武井は、17年にEXILEのTAKAHIROと結婚し、18年には第1子となる女児を出産。ママになってから、初めての主演ドラマ復帰作となった。
艶やかな着物姿の原口が登場すると、視聴者からは〈着物きた武井咲ちゃんの貫禄すごい〉〈美しさが極まっている〉〈やっぱり黒革の手帖いいわ~。力がもらえるし、武井咲の着物姿は眼福〉などと称賛の声が相次いだ。
「以前から美しさは際立っていましたが、今作では艶っぽさや貫禄まで備えた気がします。立ち居振る舞いの所作も美しい。また、原口は単なる悪女ではなく、銭ゲバを相手に大金を巻き上げるところが痛快ですね」(テレビ誌ライター)
視聴者の中には、今回は単発ドラマと知ってガッカリする人も。連ドラへの期待が高まった作品となったようだ。