大みそかに行われた「RIZIN.26」に出場した総合格闘家の山本美憂。女子スーパーアトム級王座決定戦に出場したものの、浜崎朱加に1回1分42秒、ネックシザーズで敗れた。完敗の内容に、リングから下りた美憂は、やはり同日の試合に敗れた夫のカイル・アグォンに抱えられながら涙を見せた。夫と暮らすグアムで、コロナ禍によるロックダウン中もともにトレーニングをしてきただけに、勝利を得られなかったことに忸怩たる思いがあるのも当然か。
ところが、そんな美優が敗戦時よりも号泣した出来事が試合後に起きたという。
「大会が終わり年が明け、美憂は夫とグアムに帰ろうとしたのですが…。成田空港で美憂だけ出国できず、夫と離ればなれになってしまったんです。コロナのために日本人が出国できない?そういうことではまったくないらしいんです」(格闘技ライター)
これについて、美憂の妹で元レスリング選手の山本聖子が、自身のブログで真相を明かしている。
聖子が1月3日に記したブログによると、彼女の夫のプロ野球選手・ダルビッシュ有投手とアメリカにいる聖子のもとに、日本の母からメールが届いたのだという。
聖子は「美憂と旦那さんがグアムに帰るために成田に行ったのだけど、美憂だけ日本出国できず日本に滞在となりました」と報告すると、「ぷっ」と吹き出す表情の顔文字を載せ、「どうやらグリーンカード申請中に向こうを出てしまったからだそうな…」と、母から伝えられたアクシデントの理由を明かしたのだ。
「聖子さんによると、美憂さんは試合の翌日、日本在住の祖母の家に行ってランチをしたのだそうです。その後、旦那さんとグアムに戻るために成田に向かったところ、想定外の“アクシデント”に遭ったようです。美憂さんはグアムでグリーンカード申請中ということなのですが、申請中に出国してしまったためのようです」(前出・格闘技ライター)
姉の犯した“凡ミス”に、呆れた聖子は「あ~あ」としか言葉が出なかったようであるが、続いて美優からの「成田で旦那と号泣の末に別れた」というメッセージが届くと、笑いが止まらなくなってしまったようである。
結果、美優は2~3カ月日本に滞在しないといけないかも知れないとのこと。美憂の号泣にネットでは「間が抜けてるなあ…何やってるのか」「美憂さんもう40代半ばだよね。旦那と離ればなれになって号泣するほど悲しいのか?」「これからコロナがどうなるのかわからんが、無事にグアムに戻れるのだろうか?」といった意味の声が上がっている。
聖子は「さあ、どうなる、姉家族…」とブログを結んだが、はたして美憂はいつ夫と再会できるのだろうか?
(石見剣)