歌を通じて愛を伝えてきたASKAは今、いったい何を訴えたいのだろうか、とう気にもさせられる。というのも、ASKAのツイッターが歌手のものとは思いないとして注目を集め、ファンからは心配する声が次々と上がっているからだ。
そもそもASKAは法律違反の薬物を巡る取締法違反で執行猶予付きの有罪判決を受けた後の16年に自身の声をファンに直接伝えたいとしてブログをスタート。時にはギャグも交えた軽妙な文章で心境を綴り、「面白い投稿ばかりでさすがASKAという感じ」「本当は遊び心のある楽しい人なんだ」と好評を博した。
ところが途中から内容が変化。謎の組織から盗聴やハッキングを受けているといった内容が増えていった。そんな中、今年4月にはツイッターを開設。ASKAと直接やりとりができるため、“ブログよりいい”とファンから歓迎の声が上がっていた。
「開設当初はほのぼのしたツイッターでしたが、投稿内容が少しずつ変化し、一時は新型コロナウイルスについての見解が主な内容になったことがありました。それがアメリカ大統領選の前から変化。大統領選と謎の組織のハッキング、そして世界の大変革が訪れるといった内容ばかりになりました。まるで陰謀論者のツイッターのようです。投稿だけ見たら、とても歌手とは思えません」(週刊誌記者)
一連の投稿の中では一般人を謎の組織に関係する人だとして激しいやりとりをしたことも。もはや謎のツイッターアカウントといっていい状態になっている。
「そんな中、ブログにちょっとした変更があり、一部のファンを驚かせました。12月未明、ブログの最新の投稿を削除したんです。それはASKAが大プッシュしていた『オゾン水精製機』のHPがオープンしたという投稿です。新型コロナウイルスに効果があるとしていたこの機械ですが、週刊女性が効果に疑問があるという記事を掲載。ASKAはツイッターで反論していました。記事が掲載されてもブログの投稿はそのままだったんですが、ここに来てなぜか削除。理由はまったくわかりませんが、新型コロナウイルスに飽き、世界の大改革に“本腰を入れている”のかもしれません」(前出・週刊誌記者)
ツイッターにはファンから心配の声が多数寄せられているが、ASKAは聞く耳を持たない状態。早く以前の彼に戻ってほしいというファンは多いに違いない。