過去16回を数える、若手漫才師による漫才日本一を決定する大会「M-1グランプリ」。2020年はマヂカルラブリーが優勝し、「あれは漫才か?」など物議を醸したが、この大会、「漫才への恩返し」と「漫才師を辞めるきっかけを与える」を目標に、そもそもは島田紳助が発起人である。
01年の第1回大会から審査員長を務め、第4回大会は謹慎中につき欠席したが、芸能界引退宣言する第10回まで大会の顔を務めてきた紳助。ところがその紳助が、今では「M-1」を観ていないという驚きの事実が明かされた番組があった。
お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太がカジサックに扮するYouTubeチャンネル「カジサックKAJISAC」、1月5日投稿〈【M-1グランプリ2020】巨人師匠に総括して頂きました〉がそれで、暴露したのは5年連続(延べ8回)で審査員を務めたオール巨人である。
19年大会終了時に、次回は審査員を請けないと発言していた巨人。結局は番組スタッフの涙にほだされ快諾したものの、事前に「嘘やなしに、島田紳助に行ってくれ言うてん」と紳助に相談を入れていたことを告白したという。ところが、「あいつ、『M-1』観てへんらしい。『ミルクボーイって誰?』って…」と、史上最高レベルと称された19年大会優勝コンビを知らないという驚きの発言が飛び出したというのだ。
そのため今回、「M-1」の裏番組にアニメ「鬼滅の刃」が放送されていたことから、「(紳助は)鬼滅、観とったんちゃうか?」と笑いを誘う巨人だったが、果たして将来、紳助が電撃復帰する日は来るのか。(ユーチューブライター・所ひで)