新年早々、ドラマ現場で「緊急痴態宣言」が発令された。きっかけは、女子アナ界の「バスト番長」が満を持して、殴り込みをかけ、女優顔負けの「ねっとりキスシーン」を公開したからだ。今や田中みな実は飛び級で、大物扱いになっただけに、危機感を強める女優陣は、ここぞとばかりに“肌見せ”増という禁じ手で対抗しようとしている‥‥。
「まさか、ここまでヤリきるとは‥‥」
ドラマ関係者を騒然とさせたのが、昨年4月にフリーに転身した鷲見玲奈(30)だった。なにしろ、1月10日放送のドラマ「アプリで恋する20の条件」(日本テレビ系)で女優デビューすると同時に、ねっとりとした大人のキスシーンに初挑戦したのだ。しかも設定が、プライベートのスキャンダルを逆手に取ったようなもの。マッチングアプリで出会ったオトコを思わせぶりな態度で弄ぶ、バツイチのアラサー美女を演じ、「覚悟」を感じさせたのだ。イケメン俳優の野村周平と抱き合い、正面からお互いの唇を吸い合うのだ。時間にして3秒弱だが、キスのあとに野村ののどぼとけが上下して、鷲見の唾液を飲み干す様子が一目瞭然。もはや女子アナとは思えない大胆なキスシーンに、業界内の評価はすこぶる上々。
テレビ関係者が手放しで語る。
「人間味あふれる素顔を秘めたミステリアスな美女という難役をみごとに演じきったばかりか、キスシーンを堂々とやりきった点は、さすがテレビ慣れしている女子アナならでは。人気アナでもカトパンなどの大根ぶりと比べても、女優デビュー作としては100点満点の出来と言っていい。さらに、まるでプライベートさながらの生々しさこの上ない『迫真ナマ口技』。同年代の売れっ子女優と比較しても屈指のキス上手であることを証明しました。今後、女優としてキスシーンのオファーが殺到することは間違いありません」
デビュー作で大きな爪痕を残した彼女だが、その素養は学生時代から培われていた。テレビ関係者が続ける。
「もともと彼女は女優志望で、大学時代には映画のオーディションに合格し、ヒロインを務めた経歴の持ち主。テレビ東京からの独立も本格的な女優活動を見据えたものだったはずです。今や女優として活躍している田中みな実(34)も学生時代は自主製作映画に出演していたこともあり、現在に至っている。鷲見アナも、バラエティー番組と女優ならば二足のわらじが履けるとハラを決めて、ドラマにチャレンジしたようです」
そんな彼女を後押ししたのが、皮肉にも独立後に襲いかかったスキャンダルだった。
「昨年10月、写真週刊誌で元カレの一般男性から『出会い系サイトで知り合った』とバラされたばかり。彼女自身の過去を連想させる出会い系ドラマのオファーを受ける強心臓ぶりに驚かされるとともに、オトコを惑わす演技について『そのまんま実体験を再現しているのでは』と思わざるをえませんでしたね」(芸能記者)
ここまで体を張った女子アナを向こうに回して、一肌脱いだのが、綾瀬はるか(35)だ。1月17日スタートのTBS系日曜劇場「天国と地獄~サイコな2人~」で女刑事を熱演しているが、ドラマライターが解説する。
「綾瀬が演じるのは単なる熱血女刑事ではなく、サイコパスな殺人犯と魂が入れ代わった女刑事。刑事モノでありながら、犯罪者の内面を演じることになります。高橋一生(40)演じる殺人犯に魂を乗っ取られた綾瀬の不気味な笑みが予告映像として公開されるや、『恐ろしすぎる』とSNS上でも話題となりました」
まるで殺人犯が捜査に当たる人気海外ドラマ「デクスター」のような内容だが、TBSの看板ドラマの時間帯だけに、視聴率の惨敗は避けたいところ。そこで、一気に視聴者の興味を引きつける作戦に出たのだ。
「予告映像で男性視聴者の目を釘づけにしたのが、綾瀬のたわわなバストの揺れっぷりです。第1話の予告シーンで綾瀬が猛ダッシュする際、彼女のFカップ巨乳がピチピチのブラウスを突き破らんばかりに激しく上下していたことがファンをザワつかせました。実際、バストの揺れが頭にこびりついて離れず、本放送ではどれだけ揺れるんだと興味を持った視聴者も少なくないはず。それほどインパクト十分の映像でした。あれは視聴率を大きく左右する『サブリミナル巨乳』とでも言うべきシロモノですよ」(ドラマ関係者)
女子アナ界の「おっぱい番長」に「パイ返し」するあたりはおみごと!