そこで気になるのが、水卜アナが抜けたあとの「スッキリ」の後継者だ。「エース禅譲」とばかりに指名されたのは、入社4年目を迎える岩田絵里奈アナ(25)である。
「まったく驚きのない抜擢ですね。入社2年目ぐらいから局内では『ポスト水卜は岩田だ』と言われていましたから」
芸能評論家の三杉武氏も、岩田アナの力量に太鼓判を押す。
「入社間もなく起用された『世界まる見え!テレビ特捜部』からビートたけしや所ジョージら大物芸人を相手にひるむことなく、その後も『沸騰ワード10』でバナナマンを相手にそつなく進行を手がけるなど、仕切りのうまさで局内の評価はうなぎ登り。近年は30歳以上のベテラン勢が上位を占めている『好きな女子アナランキング』でも昨年、若手アナとして唯一、初登場8位にランクインするなど、視聴者の好感度も高まっています」
岩田アナは中学時代から芸能活動を始め、大学時代に「ミス慶應コンテスト2016」でファイナリストに選出された経歴の持ち主だ。入社前には、あの大物俳優との熱愛も取りざたされていた。日テレスタッフが証言する。
「岩田アナは15年に『大沢たかお(52)の彼女』として報道され、注目を集めました。真偽はともかく、その報道のせいで当初は『人気俳優とつきあっていたくらいだから、勘違いして気取ったタイプなんじゃないか』という悪いイメージを持つ局員もいたのですが、実際はまったく逆でした。バラエティーのノリにも上手に対応し、水卜アナ顔負けの大食いぶりを披露するなど現場ウケがいい。視聴者にも庶民派イメージで受け入れられています」
当初のイメージとのギャップがプラスに働いてきたようだ。一方、先のスタッフからはこんな懸念も。
「岩田アナの強みは女性視聴者を味方につけていることです。それだけに今後は、同性を敵に回すような熱愛スキャンダルには注意してほしい。たとえジャニーズアイドルとの関係を報じられても、その人気に影響がなかった水卜アナのように盤石な地位を築いてほしいものです」
男関係を“スッキリ”させて、日テレの次世代エースに君臨してほしいものだ。