今やバラドル界の出世頭として、その前途が脚光を浴びているのが、19年にくりぃむしちゅーの上田晋也司会の日テレ特番「女が女に怒る夜」の出演をきっかけに出世街道に乗ったファーストサマーウイカ(30)だろう。戦略家で知られ、ネットで検索してもいない名前を芸名に。「かきあげ前髪・関西弁・ヤンキーキャラ」と覚えてもらいやすいように自分をプロデュースしたという。型にハマれば圧倒的な強さを見せる腕力が持ち味だ。
「トーク力は『人志松本のすべらない話』(フジ系)に呼ばれるほど評価が高く、ふだんから時間があればラジオを聴いて勉強しているそうです。ゲスト出演時は自由奔放にしゃべり、MCに回れば聞き役に。自分の立ち位置を把握するバランス感覚も強み。若い女性視聴者の支持率はバラドルでトップクラスと言われている」(バラエティー番組関係者)
急上昇組の筆頭格として覚えておくべきだろう。
おバカタレントの常連組だった鈴木奈々(32)や菊地亜美(30)の番組露出が減る中、モデル出身の滝沢カレン(28)が関脇まで番付を上げてきた。
「くりぃむしちゅーの有田哲平が司会を務める『全力!脱力タイムズ』(フジ系)の『THE美食遺産』コーナーでナビゲーターを務め、漢字の読み間違いや独特な感想がウケてオファーが殺到。共演した芸人から、必ず笑いで落とすと一目置かれています。それでも弱点はあって、体型維持のため、大好きなラーメンを1年間に1回しか食べないと決めるほど節制しています。そのため街ブラの食レポでもあまり食べず、共演の有吉を困惑させたことも」(芸能プロ関係者)
交際が報じられたモデルの話題を振られると、口ごもって「滝沢節」が出ないなど、まだまだ精進が必要なようだ。
同じく関脇の女優・夏菜(31)は、ぶっちゃけトークという十八番で、虎視眈々と大関昇進を狙う。
「『ダウンタウンなう』(フジ系)のお酒を飲みながらトークをする『本音でハシゴ酒』のコーナーにゲスト出演し、主演した朝ドラ時代の暴露トークが大盛り上がり。それがきっかけで同番組の『飲み仲間』として準レギュラー扱いになった。出演時の酔っ払い具合が絶妙で、ゲストにギリギリの質問をするほろ酔い芸は夏菜の専売特許。松本人志の評価も高い」(フジ関係者)
土俵際で女優からバラエティーに軸足を変える「切り返し」やおみごと! あとは、女優仕事に未練を見せずに精進すれば、番付アップも確実なのだが‥‥。