ノブの真骨頂が発揮されたのは、昨年10月20日に放送された「華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます」でのこと。この日、ゲストに登場したのは、清純派の有村架純(27)。番組レギュラー陣が有村に似合うコーディネートを提案する番組企画で、どさくさに紛れて「大王」が本懐を見せつけたのだ。
「トップバッターのノブが、有村に見立てたマネキンの胸を触りながら『有村さんですよね、これが』と、ニヤケ顔でスタート。スケスケのトップスを手に取るや『これを着てくれって言ったら、着てくれるんですか』と質問するや、たたみかけるように『ブラなしで』とセクハラトークを連発していました。かねてからノブのファンと公言する有村をしても、苦笑いするのが精いっぱいのリアクションでしたよ」(民放局ディレクター)
もはややりたい放題。かつてセクハラ大王の名をほしいままにしていたとんねるずの石橋貴明は、小泉今日子へのボディタッチなど直接的なセクハラで物議を醸していた。ノブの場合は、コンプライアンスと女優のブチギレぎりぎりの線で、エロネタを展開。その辱めのテクで次々と籠絡していくのだから、人気のほどがうかがえるというものだ。
しかもセクハラ相手にバラエティー耐性があれば、かなり過激になることも。1月17日に一般男性との結婚を発表したばかりの夏菜(31)は、軽口が災いして被害に遭遇している。昨年9月18日に放送された「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)のトーク企画「人志松本のツマミになる話」でのひと幕だ。
「芸能人とエッチしたい欲を我慢しているというノブに、夏菜が『モテると思います』とヨイショしたのが運の尽きでした。『好きとか言われても、なんもないもん。じゃあ、俺と個室のバーでキスしてくれるか』と懇願したんです。モテても何もできない既婚男性の気持ちを代弁して笑いを取っていましたが、完全にイエローカードの発言でした」(テレビウォッチャー)
セクハラにうるさいテレビ界においてももはや、無双状態なのだ。