2月12日、結局は女性蔑視発言により東京五輪組織委の会長職を辞することとなった、森喜朗氏。
後任は五輪選手村村長で元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏に落ち着きそうにはなったものの一転、白紙撤回となるなど、しばらくゴタゴタが続きそうな気配だが、森氏の発言を巡っては、聖火ランナーを辞退したロンドンブーツ1号・2号の田村淳を筆頭に、情報番組などでも様々な芸能人が批判的な発言を繰り返した。
そんな中、最も強烈なブーイングを発信していたのが、タレントのラサール石井である。
2月4日に更新したツイッターでは森氏について〈海外にも報道され日本の恥晒し。そもそもオリンピックの精神に反している。開会前に辞任だ〉とし、《妄想だが、座敷牢に入れてテレビなども見せず、実際の開催か中止に関わらず、開催したことにして、「ほら開会式が始まったぞ。聖火が来た」と教え、鉄格子を掴んで「見せてくれー!」と叫ぶ。そんな刑だな》とも綴っている。
「これにはネット上で、《ごもっとも!》と同調する声も出ていましたが、一方であまりに表現が強いことから《下品すぎるだろう》という指摘に加え、《お前が言う?》とした批判も相次いでいます。ラサールは11年、フィギュアスケートの浅田真央について“表現をつけるために彼氏を作って肉体関係をもつべき”などとツイートし猛批判を食らった上、同ツイートを削除。謝罪に至っている。ふだんから政治や著名人批判など、激しい物言いでたびたび波紋を呼んでいるラサールですが、森氏の辞任により森擁護派の揺り戻しが少々起き始めたなか、改めて批判が出ているようですね」(ネットウオッチャー)
森氏もラサールも、根っこは同類のような気がしないでもない。