芸能

ラサール石井「政治家の世襲」に正論批判を吐いても「お前が言うな!」ブーメランが飛んできた理由

 プロフィギュアスケーター・浅田真央へのハラスメント発言や、沢尻エリカ逮捕時の政府陰謀論、自民党のコロナ対策を「人体実験」などとしたトンデモ投稿──。ラサール石井がこれまで発信してきたものには、首をかしげざるをえないものが多く含まれていた。

 12月12日、岸信夫首相補佐官が次期衆院選に立候補せず、引退する意向を地元後援会幹部に伝えた。この記事を引用したラサールは、

「『このあたりで息子に譲りたい』って戦国時代か。選挙区はあんたの領地じゃないよ」

 などと猛口撃したのである。

 確かに政治の職業世襲の実態は噴飯モノであり、ラサールの怒りはもっともだ。

 一方で、この発言がイジリ倒される事態になるとは、ラサールも想像しなかったことだろう。エンタメ誌ライターが語る。

「ラサールの言っていることはある意味、的確ではあるのですが、これが芸名問題に飛び火したのです。以前に『#芸名変えろラサール石井』というハッシュタグがトレンド入りしたことがあり、芸名変更を求める声がいまだにくすぶっているからです」

 いったい、どういうことなのか。

「つまりは、いつまでも出身高校の名前を使い続けるのはいかがなものか、と。『お前が言うな!』とばかりに、政治家の世襲とさして変わらないように捉えられたのでしょう。ここぞとばかりに『政治家を批判する前に名前変えろよ』コールが巻き起こってしまいました」(前出・エンタメ誌ライター)

 たとえ正論を吐いたとしても、歪んだ解釈を呼ぶ。過去のブッ飛びすぎた発信の代償なのだろう。

(ケン高田)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論