情報番組「バイキングMORE」のMCを務める坂上忍の“着ボイス”が、2月17日午後に配信停止されていたことが分かった。
停止されたのは、フジテレビのコンテンツストアで配信されていた坂上の着ボイス。「ブスは嫌い! ブスからの電話はとりませ~ん」「ブース! ブース! ブース!」「好きなタイプは美人! 嫌いなタイプはブス」などといった“女性蔑視”ともとれるボイスが配信されており、以前からネット上で物議を醸していた。
「坂上は番組で東京五輪組織委会長だった森喜朗氏の“女性蔑視”発言を取り上げ、『男女平等に関しても政治の世界が一番遅れてる』『呆れるしかない』などと、連日にわたり猛批判。しかし、その裏で自分が『ブスは嫌い!』などと発言し、あろうことかそれを有料で配信していたのですから、呆れてものも言えません。番組でも日によって言っていることが二転三転し、もはやその場の思いつきでコメントしているとしか思えませんね。先日はあまりにも自分の過去の発言が掘り起こされるのに業を煮やしたのか、『人間必ず過ちがある。だからどこかで線を引かないといけない』などと自己弁護に走り、視聴者を呆れさせました。今や坂上の“ダブルスタンダード”はお決まりになっていて、視聴者も呆れるばかりです」(テレビ誌ライター)
ネット上ではそんな坂上に「あれだけ森さんを批判しておきながら、自分は『ブス』って信じられない。女性の話が長いどころじゃないわ」「そもそも坂上をMCにしていること自体が間違い。それでも自分の失敗をオープンにするならばともかく、まったくなかった体で他人を批判するからありえない」「森さんも会長を辞めたんだから、坂上も番組辞めるよね? あれだけ猛批判したんだから当然ですよ」などと、大ブーイングが起きている。
フジテレビは「着ボイスには不適切な内容が含まれていたため、配信を停止しました」とし、17日夕方までに配信されていた坂上のボイスを全て削除している。他人を痛烈に批判する以上、自分のやらかしたことについても、きちんと説明責任を果たしてもらいたいものだ。(ケン高田)