2020年3月をもって古巣のオスカープロモーションから独立した女優の米倉涼子が、同年の年間テレビCMのタレント別ランキング出稿量(秒数)で1位を獲得した。これは、ビデオリサーチが2月17日に発表したもので、前年の11位から急上昇したことになる。
2位は橋本環奈、3位は吉岡里帆。橋本は前年16位、吉岡は19位からのベスト3入りとなった。
以下、4位田中圭、5位深田恭子、6位斎藤工、7位松本白鸚、8位櫻井翔、9位濱田岳、10位綾瀬はるかという結果となった。
また、CM起用社数では1位は22社で橋本環奈、2位は21社の広瀬すず、3位は19社で賀来賢人がランクインした。
「所属事務所から独立すると、これまでは仕事を“干される”という印象がありましたが、米倉はみごとにこのジンクスを打ち破りました。というのも、楽天モバイル以外のCMは、オスカー時代のものを引き継ぐことができました。CMを引き継げた大きな理由は、米倉の魅力もさることながら、スポンサーとオスカーと米倉の間の契約継続の話し合いが、うまくいったからだと思います」(芸能ジャーナリスト)
コロナ禍の中、CM撮影は、安全性が確保されており、どのタレントもノドから手が出るほどほしい仕事。水面下では熾烈な争いが繰り広げられているのかもしれない。