かつては「番外地」と呼ばれてカヤの外だったテレビ東京も、今では斬新な番組作りが他局の手本にされるほど。不遇時代を支えた美女アナたちは今!
「モーニング娘。」のメンバーから紺野あさ美(33)がテレ東に入社したのは、東日本大震災の翌月で11年4月のこと。元アイドルの人気は衰えず、冠番組の「紺野、今から踊るってよ」もレギュラー放送された。
「入社4年目には体調不良で3カ月ほど休職したこともありましたが、アナウンス室でも孤立することは多かったようです。17年にヤクルトの杉浦稔大(現在は日本ハム所属)と結婚し、それを機に退社。子育てもあって、以降はほとんどメディアに登場しなくなりました」(テレ東関係者)
スポーツ番組を数多く担当し、プロ野球の外国人選手や監督との仲をたびたびウワサされたのが赤間裕子(60)である。
当時、広島の4番打者だった小早川毅彦と結婚したものの、ほどなくして離婚。12年から「声と話し方コンサルタント」の肩書きを持ち、個人や団体向けにセミナーを行っている。
今も人気の「出没!アド街ック天国」で、初代秘書を務めたのが八塩圭子(51)だ。長身の美人アナとして多くのレギュラーを抱えたが、入社したのは一般職として。翌94年からアナウンス室に配属された下積み型である。
03年に退社すると、法政大学大学院で経営学を専攻し、いくつかの大学で特別客員教授や准教授の座に就いている。
ニューヨークからの帰国子女だった土川由加(54)は、主にスポーツ番組を担当。そこで交流を深めた伊達公子に誘われ、99年に退社後、伊達の個人事務所の代表としてマネージメントにいそしむ。海外の試合が多い伊達にとって、英語が堪能な土川の存在はありがたかったようである。
知名度は高くないが、その後の経歴がすごいのが仲條亮子(53)だ。在籍は89年からの2年間だけなので知る人ぞ知る存在だが、現在はYouTube日本代表や、Google執行役員など、多数の肩書きを持つ。丸山氏も目をみはる。
「国際的なビジネスの舞台で活躍し、成功した元アナとしては断トツですね」
さて、テレ東には「YC」と呼ばれる横チチを強調するカメラアングルがあるが、その推進役となったのが亀井京子(38)だった。写真でおわかりのように、グラドル顔負けのバストを誇ったものだ。
「亀井はスポーツ番組の担当が多く、女子アナとしてお決まりの『野球選手と結婚』のコースでテレ東を08年に退社。お相手は、巨人のイケメン投手・林昌範でした」(前出・テレ東関係者)
林は結婚した年のオフにトレードで日本ハムに移籍する。亀井は子育てと並行してフリーアナの道を選ぶが、かつてほどの露出はない。亀井自身のツイッターは、更新頻度が低いせいもあり、フォロワーが100人以下という、アナウンサーらしからぬ少なさだ。