元プロ野球選手、現在は巨人の一軍ヘッドコーチを務める元木大介氏。2005年シーズン終了時に巨人のユニフォームを脱いで現役を引退した後、タレントとして活動していたが、19年から巨人の一軍内野守備兼打撃コーチに就任。20年からは一軍ヘッドコーチに昇格し、原辰徳監督のもと、巨人のセ・リーグ2連覇を牽引した1人である。
そんな元木氏が、巨人で活躍した元プロ野球選手・槙原寛己氏のYouTubeチャンネル〈ミスターパーフェクト槙原〉に出演。現役時代には主にショートを守っていた元木氏だが、現在、巨人のショートを守るキャプテン・坂本勇人について「あいつオレのこと舐めてるし…」と笑いを交えて明かした。その理由とは…?
3月4日付けで〈【元木ヘッド登場!】岡本和真と松井秀喜の違い!坂本キャプテンの意外な素顔も語ってくれました!【超貴重】〉とタイトルがつけられた投稿回を観てみると、坂本は、「ブンブン丸」の異名を取り、ヤクルトスワローズで活躍した池山隆寛氏のように派手なタイプだと元木氏は分析。しかし、練習は自身で考えながらじっくりと取り組み、「オレを他のポジションに守らせるヤツは出てこないのか」と発破をかけるなど、後輩にも厳しい姿勢を見せているようだ。
そして、元木氏に「あいつオレのこと舐めてるし…」と言った理由も明かされた。何でも、坂本は昨年、右打者としては最年少となる31歳10か月で2000本安打を達成したことで、「ヘッド、オレ2000本打ってるからね」と、坂本は元木氏に冗談めかして言うのだそうだ。元木氏の通算安打は891本、王貞治氏のホームラン記録868本をやや上回ることから、元木氏はいつも「お前の半分も打ってねえわ!王さんのホームランよりちょっと多いわ!」と、言い返すのだと槙原氏はじめ、スタジオの笑いを誘った元木氏。
イジられても笑いで返す。このあたりがタレントとしての経験も豊富な元木氏が巨人ナインの気持ちをつかんでいる秘訣なのかもしれない。
(ユーチューブライター・所ひで)