かつては女性ファッション誌の専属モデルや女優として活躍。「カッコいい女」の代名詞だった香里奈だが、なぜか今、バラエティー番組での「庶民派」アピールに余念がない。2014年に週刊誌に「大股開き」写真が掲載されて以来、失墜した人気の回復はなるか。
今年に入り、香里奈(37)が連日、バラエティー番組に出演している。香里奈自身が今年で芸能生活20周年を迎える上に、所属事務所の設立25周年を記念した出演映画「おもいで写眞」のPRを兼ねたタイミングもあるが、とにかく数多くのメディアに露出。あけすけに語る姿に、好感度が爆上がりしているのだ。
「一人で昼間から吉野家に行き、お気に入りメニューの牛鮭定食に瓶ビールを注文。『どんな人が食べているか、どんな会話をしているか見ている』と人間観察をしながらひとり『吉呑み』を楽しんでいるようです。『カウンターにオジサンがたくさん並んでいても、携帯を見ていて周りを見てないから大丈夫』と、本人は気にしていない様子。また、24時間営業の大衆居酒屋の磯丸水産に友達と行くこともあり、『そういう(庶民的な)味が舌に合うみたい』という発言も」
こう素顔を説明するのは、テレビ誌記者。1月23日放送の「おかべろ」(フジテレビ系)での一幕だ。これまでの香里奈のイメージからすると、吉野家や磯丸水産に通うとは、意外すぎるギャップである。番組ではそのほかにも、友人知人へのプレゼントに家電を選ぶことが多く、「お店によく行っていないと、配置が変わる。すべてわかっていないと不安になる」と、市場価格を把握するためにも、週5でビックカメラに通っていると明かしている。ざっくばらんでオジサンぽく、親しみやすいプライベートを披露したことで、放送後、ネットには「飾らなくてステキ」「気取ってなくて好感が持てる」など好意的なコメントが数多く寄せられているのだ。