「春画」とは、艶っぽいことが好きな人なら常識だろうが、いわゆる浮世絵の一種で、江戸時代に流行したとされる男女の夜の営みが描かれた絵画のことである。
艶系ビデオメーカー「FALENO」の公式YouTubeチャンネル〈FALENO Official Channel〉では、人気艶系女優たちが学生に扮する「聖ファレノ女学院」シリーズが好評だが、この動画に、美術の授業として、この春画について学ぶという投稿回があった。3月5日の回だが、江戸料理文化研究家で時代小説家の車浮代(くるまうきよ)さんが「浮世絵研究家」として登場し、教室風のスタジオで艶系女優たちに講義。すると、単なる艶系番組ではなく参考になるといった視聴者のコメントが相次いだのだ。
二階堂夢、本田もも、桃尻かなめ、七海ティナ、沙月恵奈、友田彩也香と人気艶系女優6名がそろうファン悶絶モノの「夢のような教室」で車さんの授業はスタート。まず、アンダーヘアが生えていない状態を指す言葉は、江戸時代からあり、遊女はアンダーヘアのケアに余念がなかったといった艶っぽい文化風習を振り返った。
そして車さんが「春画の2つの共通点は?」と、春画に共通する2つの特徴は何かを問うクイズを出題。正解は、男女ともに「生殖のための器官」は、顔と同じくらいの大きさであることと、男女とも衣服を着て描かれていることだった。
器官の描写については、「そんなワケあるかい!」と笑い飛ばすためのものであり、衣服の件は身分を判断したり、無理な体勢をごまかすためと言ったウンチクも明かされた。
視聴者からは、〈普通に歴史の勉強になる話するのやめてもらっていいですか?笑笑〉〈1秒も飛ばすことなく見入ってしまった。 教養が深まるー〉などのコメントが相次ぎ、大マジメにお勉強になった様子だ。
次回は、彼女たちが春画に挑戦する動画の投稿を予定しているそうで、個性もそれぞれの6名の名(迷?)画にも注目が集まりそうだ。
(ユーチューブライター・所ひで)