涙交じりの報道番組降板会見で区切りをつけ、騒動はひとまず鎮静化──。渦中のキャスターはそう思ったのかもしれないが、ワイセツ行為の「みそぎ」はまだ済んでいない。凌辱セクハラに及んだのは女子アナにだけかと思えば、さにあらず。泣き寝入りした美女タレントへの“前科”が続々と発覚したのである。
次男窃盗未遂逮捕事件への風当たりの強さから、ついにTBS「みのもんたの朝ズバッ!」「サタデーずばッと」の降板に追い込まれたみのもんた(69)。降板・謝罪会見の最後に「バカヤロー!」と一喝した次男は結局、東京地検が起訴猶予(不起訴)処分としたが、「バカヤローなのは自分の下半身だろ!」と思わずツッコミを入れた美女タレントも多いのではないか。
以前、共演した女子アナへのセクハラ三昧の現場実態を告発したが、本番中の尻ナデ、スケベな言葉責め、ブラジャーいじり、“愛人契約”持ちかけ‥‥と、その欲望はバラエティに富んでいる。そして同様のことは美女タレントにも行われていたのだった。その「ワイセツ史」をひもといてみると‥‥。
「ある大物司会者と一度、一緒に仕事をしたら、体を触りまくられた」
こんな爆弾告発を繰り広げたのは、かつてトーク番組「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に出演した雛形あきこ(35)である。オンエアでは名前こそ伏せられていたものの、彼女が明かす「大物司会者の特徴」は、明らかにみののそれだったという。そして雛形はこう斬り捨てた。
「それ以来、その司会者が大っ嫌いになりました!」
みのの番組に関わったことのある民放局プロデューサーも、
「確かに『みのさんと一緒に仕事をしたくない』と敬遠する女性タレントは少なからずいますよ」
そんな「おさわり魔」が起こした大ハレンチ行状といえば、00年1月の「泥酔乳モミ、指責め騒動」。現場を誌上再生してみよう。
都内ホテルで催された山田邦子の結婚披露宴に出席後、みのは島崎和歌子(40)、三井ゆり(45)、橋本志穂(46)、中尾彬(71)、松村邦洋(46)、笑福亭笑瓶(56)、野々村真(49)らを引き連れ、二次会へと流れた。神楽坂の料亭である。
そこでは芸者衆の接待を受けながら、みのは女性陣にイッキ飲みをさせ、男性陣には「裸になれ」指令を発令。松村などは全裸でイチモツを島崎に誇示したのだという。こうした無礼講の宴席は実に盛り上がった、かに見えた。ところが、事情を知る関係者によれば、
「酔ったみのは芸者の着物の合わせ目に手を突っ込み、イタズラを始めました。やがて島崎や三井にも同じように胸タッチを‥‥」
2人は困惑しながらも、大事には至らず、二次会は終了。だが、みののセクハラ攻撃はこれで収まったわけではなかったのである。
◆アサヒ芸能11/5発売(11/14号)より